日本遺産(平成27年度)
「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜
代表自治体:岐阜市(岐阜県)
関連自治体:岐阜市(岐阜県)

戦国時代、岐阜城を拠点に天下統一を目指した織田信長。

彼は戦いを進める一方、城内に「地上の楽園」と称される宮殿を建設、軍事施設である城に「魅せる」という独創性を加え、城下一帯を最高のおもてなし空間としてまとめあげる。

自然景観を活かした城内外の眺望や長良川での鵜飼観覧による接待。冷徹なイメージを覆すような信長のおもてなしは、宣教師ルイス・フロイスら世界の賓客をも魅了した。

信長が形作った城・町・川文化は城としての役割を終えた後も受け継がれ、現在の岐阜の町に息づいている。

なお、類似のものとして、「信長天下統一の拠点の城下町(岐阜市)」(2007年)として、美しい日本の歴史的風土100選の一つにも選ばれている。
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祝!【「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜】が「日本遺産」に認定 - 岐阜市
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「信長公のおもてなし」が息づく戦国城下町・岐阜 - 文化庁、PDF

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