第五代孝昭天皇の御世の創建、源義家も祈願した氷川大明神、江戸七氷川
[住所]東京都文京区千石2-10-10
[電話]03-3941-6687

簸川神社(ひかわじんじゃ)は、東京都文京区にある神社。江戸七氷川の一つ。近代社格では村社。旧小石川村の鎮守。氷川神社の末社であるが、簸川と書く神社は非常に珍しい。

大正年間に「氷川」の社号に疑問を持った当時の神主が、学者ともども研究した結果をもとに、氏子の了承を得て、改号したという。

御祭神は素盞嗚命大己貴命稲田姫命。参拝すれば、御朱印を頂ける。300円。

第5代孝昭天皇3年(紀元前473年)の創建と伝えられ、源義家(1039-1108年)が祈願をしたとも伝えられる。

もとは当地より南東の水源地(現小石川植物園内)に鎮座していたが、承応年間(1652-1655年)に小石川白山御殿となり、さらに元禄12年(1699年)景勝の地を選び現在地へ遷座した。

江戸時代は氷川大明神と称し、別当・宗慶寺を有し、『望海毎談』(著者不明。元文・明和年間(1736-72年))に「巣鴨の入口なる氷川の社」とあり、江戸七氷川の一社に数えられた。

明治に入ると氷川神社へ改称したが、大正時代に「氷川」は出雲国「簸川」に由来するという説から、簸川へ改めた。東京大空襲で、本殿・社務所等が焼失、昭和33年(1958年)に再建された。

【ご利益】
厄除け、縁結び、良縁
簸川神社 - 第五代孝昭天皇の御世の創建、源義家も祈願した氷川大明神、江戸七氷川
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簸川神社の御朱印20151107
簸川神社の詳細なご由緒(社務所で御配布頂いたもの)