近江神宮例祭における勅使参向 - 近江神宮
天智天皇を御祭神とする近江神宮(滋賀県大津市神宮町)で2015年4月20日、例祭が営まれました。当神宮は勅祭社であるため、境内に天皇陛下の勅使を迎え、宮中からの供え物が本殿に納められたと言います。産経新聞が報じています。写真は近江神宮の公式サイトに掲載されている勅使参向の様子(出典:近江神宮)。

天智天皇が大津へ遷都したのが、667年4月20日とされ、毎年4月20日に近江神宮では例祭を執行しています。天皇の勅使を迎え入れ、天智天皇の業績をたたえるとともに国家の平安などを祈願しています。

天智天皇は百人一首で第一首目ということもあり、近江神宮はかるたの聖地でもあります。『ちはやふる』の舞台ともなっており、同神宮もこれに協力しています。『ちはやふる』の実写化が発表されたばかり、同神宮への脚光もますます増すことでしょう。

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