2017年世界文化遺産登録目指す四件の公式サイト
文化庁の文化審議会世界文化遺産特別委員会が2015年4月20日開かれ、2017年の国連教育・科学・文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会に向けた日本からの文化遺産推薦のため選定小委員会を設置しました。現在までに4件推薦書が提出されており、7月頃を目処に1件に絞り込むと言います。読売新聞が報じています。

地元自治体らから文化庁に推薦書の素案が提出されている下記の4件。

・「宗像・沖ノ島と関連遺産群」(福岡県)[公式サイト
・「北海道・北東北を中心とした縄文遺跡群」(北海道など4道県)[公式サイト
・「金を中心とする佐渡鉱山の遺産群」(新潟県)[公式サイト
・「百舌鳥・古市古墳群」(大阪府)[公式サイト

いずれも興味深い資産群。

当サイトでは、古事記時代とよりかかわりが深いものとして、「宗像・沖ノ島と関連遺産群」「百舌鳥・古市古墳群」に注目して発信する傾向にありましたが、他の2件も日本の歴史の中で重要な位置付けがなされるものですので、選考には注目していきたいと思います。

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