125社のうち御朱印が頂けるのは、なんと7社 めぐるのに現実的可能性
伊勢の神宮(伊勢神宮)は、正宮、別宮、摂社、末社、所管社を含めた、合計125が三重県内の4市2郡に分布する。その範囲はかなり広範であり、相当の覚悟を決めなければ、すべては回れない。しかし、御朱印収集をメインにしている方、昨今多くなっているという御朱印ガールにとっては、すべて回る必要はない。
・伊勢の神宮そのものについては、「伊勢の神宮125社のリスト」へ
・伊勢の神宮へのご参拝については、「伊勢参宮、御朱印、アクセスなど」へ
・伊勢の神宮125社をすべて参拝したい、「10のコースで巡る伊勢神宮」へ
伊勢の神宮で御朱印が頂けるのは、125社中7社。皇大神宮(内宮)(1)、豊受大神宮(外宮)(2)、月夜見宮(3)、月讀宮(4)、倭姫宮(5)、瀧原宮(6)、伊雑宮(7)。
それ以外はほとんど無人の神社も多い。瀧原宮(内宮別宮)と伊雑宮(内宮別宮で、かつ志摩国一宮)が少し離れているほか、内宮と外宮を中心とした地域に集中している。
伊勢の神宮ではないが、関連のある神社で、御朱印がもらえる神社として、二見興玉神社、猿田彦神社などもある(下記Q&A参照)。
●伊勢の神宮御朱印めぐり 御朱印のもらい方 よくあるQ&A
■御朱印をもらう順番 / ■御朱印をもらえる時間 / ■御朱印帳について / ■その他(服装など)
下記各社の御朱印の画像をクリックすると、それぞれ各社の御朱印のGoogle画像検索結果ページに移動する。事前にどのような御朱印が頂けるのか、確認してみてもよいかもしれない。
[所在地]三重県伊勢市宇治館町1
[社 格]正宮(内宮) - 式内社(大社)
[主祭神]天照坐皇大御神
[ご利益]光華明彩、照徹六合之内
[所在地]三重県伊勢市豊川町279番地
[社 格]正宮(外宮) - 式内社(大社)
[主祭神]豊受大御神
[ご利益]五穀豊穣、転じて衣食住、産業の守護神
[所在地]三重県伊勢市宮後一丁目3番19号
[社 格]外宮別宮 - 式内社(小社)
[主祭神]月夜見尊、月夜見尊荒御魂
[ご利益]光華明彩、照徹六合之内
[所在地]三重県伊勢市中村町742-1
[社 格]内宮別宮 - 式内社(大社)
[主祭神]月讀尊
[ご利益]光華明彩、照徹六合之内
[所在地]三重県伊勢市楠部町5
[社 格]内宮別宮
[主祭神]倭姫命
[ご利益]満願成就、交通安全
[所在地]三重県度会郡大紀町滝原872
[社 格]内宮別宮 - 式内社(大社)
[主祭神]天照大御神御魂の和御魂
[ご利益]光華明彩、照徹六合之内
[所在地]三重県志摩市磯部町上之郷374
[社 格]内宮別宮 - 式内社(大社)論社 - 志摩国一宮
[主祭神]天照坐皇大御神御魂
[ご利益]五穀豊穣や自然の恵み
【関連記事】
・伊勢の神宮とは? - 通称:伊勢神宮、正宮・外宮・摂末社・所管社全125社の一覧
・伊勢参宮 - 二見興玉神社→外宮→内宮と猿田彦神社の御朱印、参拝順路、アクセス、所要時間
・伊勢神宮125社めぐり - 整理すると73の社・境内、10の“めぐり”でコンプリート目指す
・なぜ歴代天皇は伊勢神宮を参拝しなかったのか? 明治天皇から解禁となったのはなぜ?
・伊勢神宮がガチで海外向けPR・情報配信、YouTube公式チャンネル「SOUL of JAPAN」を開設
・御朱印 - 寺社で頂ける参拝者向けの印章・印影、もらい方やマナー、注意事項、寺社巡り
・御朱印ガールとは? - 賛否両論も、今まで縁のなかった層の社寺めぐりを促進する効果
・神社いろいろ - これで神社のおよそが分かる! 社格や形式などで神社を分類したまとめ
・三重県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、三重県に鎮座している神社の一覧
■御朱印をもらう順番
伊勢の神宮への参拝は、伝統的に、二見興玉神社(伊勢市二見町)で禊ぎを行った後に、外宮先祭にならって、外宮→内宮の順に参拝します。その後の参拝順路についても、ヤマトヒメの巡行をたどる(『倭姫命世記』)べきなど、各種の説があります。さらに言えば、伊勢に行く前に、地元の氏神様へ報告しなければならない、というものもあります。
しかし、これはあくまでも伝統的な参拝方法であって、正式なものではありますが、現代においては絶対に遵守しなければならない、というものでもなくなっているのが実態で、しかも御朱印をもらう順番として決まっているものでもありません。
伊勢の神宮に至近で、その創建にも関わった、二見興玉神社と同じ御祭神の猿田彦神社(伊勢市宇治浦田)も、立派な御朱印がもらえる神社であり、人気が高く、伊勢の神宮御朱印巡りのコースに組み込まれていることがあります。
以上のことを鑑みるに、現代においてはそれぞれのご都合に合わせて参拝順路が多少変更されることは十分あり得ることですし、過度に御朱印をもらう順番を気にする必要はないと思われます。
まとめ:伝統的参拝順路通りがベターだが、過度に御朱印をもらう順番を気にする必要はない
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■御朱印がもらえる時間
内宮、外宮とも、参拝時間は、下記の通りです。
・1-4月 5:00-18:00
・5-8月 5:00-19:00
・9月 5:00-18:00
・10-12月 5:00~17:00
※12月31日-1月5日は終日参拝が可能
これは他の御朱印を頂ける宮でもこれに準じていると思われます。ただし、これはあくまでも参拝時間であり、御朱印をもらえる時間、というわけではありません。
5:00からというのは神職による朝の支度、清掃などの時間も含まれるわけで、常識的に、8:00-9:00頃から御朱印をもらえ始める時間、と考えるのが良いかと思われます。
午後にしても、やはり通年を通して、15:00-16:00ぐらいまでを目安とし、駆け込みで御朱印をもらうというような事態にならないよう、スケジュールを組みたいものです。
まとめ:伊勢の神宮で御朱印がもらえる時間は9:00-15:00ぐらいと考えるべし
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■伊勢の御朱印帳について
神宮会館で紹介されている代表的なものはこちらから。
また、二見興玉神社や猿田彦神社でも各種授与品(お守/お札等)があり、人気です。猿田彦神社の場合はこちらから。
しかし、絶対にこれらで御朱印をもらわなければならないという決まりはないはずです。ご自身のお持ちの御朱印帳でももちろんかまいません。
その点は過度に気を遣う必要はないのですが、せっかくの伊勢参宮、上記のような授与品が参考になれば。
まとめ:伊勢にも各種授与品はあるが、それを絶対に使わなければならないということではない
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■その他の注意事項
・服装、身なりについて
伊勢の神宮は特別な聖域。御朱印をもらうためとはいえ、正装が必要なのかどうか。
御朱印をもらう、というのは、あくまでも参拝の記念であって、本旨は参拝です。
神様に失礼のない格好を心がける、というのは、どの神社でも同じことです。
伊勢の神宮は特別だから正装であるべきだ、という意見はないわけではないですが、主流ではないと思われます。あくまでも神様へのお参りに対して、非礼にならない服装や身なりを心がければ、正装にこだわる必要なないでしょう。
まとめ:正装までの必要はなくても、神様に失礼のない服装や身なりで
・御朱印目当て過ぎて…
例えば、外宮、内宮ともその神域に多数の社があります。それらも伊勢の神宮を構成する重要な社です。
それらは無人であり、御朱印はないですが、御朱印目当て過ぎて、それらの社を素通りするのは失礼に当たります。
もちろん各人のスケジュールの都合など多種多様なので、一概には言えないですが、何も正式な参拝ルートを順守しろ、とまではいわずとも、心がけとして、御朱印目当てすぎない、神々への敬意というのはいつ何時でも忘れてはならぬものだと思います。
まとめ:御朱印目当て過ぎず、神々への敬意を忘れずに、参拝できる社には参拝する
・まっさらな御朱印帳の、第一ページは必ず内宮?
伊勢の神宮御朱印めぐりにおいては、下ろしたての御朱印帳を用意し、都合によって、あるいは伝統的な外宮先祭にならって参拝し、御朱印を頂いたとしても、第一ページは故意に空けておき、第一ページには内宮の御朱印を頂くべき、との意見があります。
全く否定されるべき考えではないと思いますが、そこまで考える必要はないのではないかと思います。
というのも、あくまでも御朱印は参拝の記念であって、そのもらう順番や、御朱印帳に頂いた順番で、その神社の格などが表せるものではありません。
むしろ参拝の記念としては、参拝した順に、御朱印帳にも御朱印を頂く方が、個人的な記録としても便利なような気がします。
内宮は特別な存在であることは間違いないでしょうが、個人的な御朱印帳に頂いた順番にまで気を遣う必要は、そこまではないのではないでしょうか。
まとめ:御朱印帳の第一ページ目に内宮の御朱印である必要は必ずしもない
・伊勢の神宮そのものについては、「伊勢の神宮125社のリスト」へ
・伊勢の神宮へのご参拝については、「伊勢参宮、御朱印、アクセスなど」へ
・伊勢の神宮125社をすべて参拝したい、「10のコースで巡る伊勢神宮」へ
伊勢の神宮で御朱印が頂けるのは、125社中7社。皇大神宮(内宮)(1)、豊受大神宮(外宮)(2)、月夜見宮(3)、月讀宮(4)、倭姫宮(5)、瀧原宮(6)、伊雑宮(7)。
それ以外はほとんど無人の神社も多い。瀧原宮(内宮別宮)と伊雑宮(内宮別宮で、かつ志摩国一宮)が少し離れているほか、内宮と外宮を中心とした地域に集中している。
伊勢の神宮ではないが、関連のある神社で、御朱印がもらえる神社として、二見興玉神社、猿田彦神社などもある(下記Q&A参照)。
●伊勢の神宮御朱印めぐり 御朱印のもらい方 よくあるQ&A
■御朱印をもらう順番 / ■御朱印をもらえる時間 / ■御朱印帳について / ■その他(服装など)
下記各社の御朱印の画像をクリックすると、それぞれ各社の御朱印のGoogle画像検索結果ページに移動する。事前にどのような御朱印が頂けるのか、確認してみてもよいかもしれない。
皇大神宮(内宮) 内宮めぐり
[所在地]三重県伊勢市宇治館町1
[社 格]正宮(内宮) - 式内社(大社)
[主祭神]天照坐皇大御神
[ご利益]光華明彩、照徹六合之内
豊受大神宮(外宮) 外宮めぐり
[所在地]三重県伊勢市豊川町279番地
[社 格]正宮(外宮) - 式内社(大社)
[主祭神]豊受大御神
[ご利益]五穀豊穣、転じて衣食住、産業の守護神
月夜見宮 外宮めぐり
[所在地]三重県伊勢市宮後一丁目3番19号
[社 格]外宮別宮 - 式内社(小社)
[主祭神]月夜見尊、月夜見尊荒御魂
[ご利益]光華明彩、照徹六合之内
月讀宮 五十鈴川めぐり
[所在地]三重県伊勢市中村町742-1
[社 格]内宮別宮 - 式内社(大社)
[主祭神]月讀尊
[ご利益]光華明彩、照徹六合之内
倭姫宮 五十鈴川めぐり
[所在地]三重県伊勢市楠部町5
[社 格]内宮別宮
[主祭神]倭姫命
[ご利益]満願成就、交通安全
瀧原宮 滝原めぐり
[所在地]三重県度会郡大紀町滝原872
[社 格]内宮別宮 - 式内社(大社)
[主祭神]天照大御神御魂の和御魂
[ご利益]光華明彩、照徹六合之内
伊雑宮 磯部めぐり
[所在地]三重県志摩市磯部町上之郷374
[社 格]内宮別宮 - 式内社(大社)論社 - 志摩国一宮
[主祭神]天照坐皇大御神御魂
[ご利益]五穀豊穣や自然の恵み
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・三重県の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、三重県に鎮座している神社の一覧
伊勢の神宮御朱印めぐり よくあるQ&A
ページの先頭へ■御朱印をもらう順番
伊勢の神宮への参拝は、伝統的に、二見興玉神社(伊勢市二見町)で禊ぎを行った後に、外宮先祭にならって、外宮→内宮の順に参拝します。その後の参拝順路についても、ヤマトヒメの巡行をたどる(『倭姫命世記』)べきなど、各種の説があります。さらに言えば、伊勢に行く前に、地元の氏神様へ報告しなければならない、というものもあります。
しかし、これはあくまでも伝統的な参拝方法であって、正式なものではありますが、現代においては絶対に遵守しなければならない、というものでもなくなっているのが実態で、しかも御朱印をもらう順番として決まっているものでもありません。
伊勢の神宮に至近で、その創建にも関わった、二見興玉神社と同じ御祭神の猿田彦神社(伊勢市宇治浦田)も、立派な御朱印がもらえる神社であり、人気が高く、伊勢の神宮御朱印巡りのコースに組み込まれていることがあります。
以上のことを鑑みるに、現代においてはそれぞれのご都合に合わせて参拝順路が多少変更されることは十分あり得ることですし、過度に御朱印をもらう順番を気にする必要はないと思われます。
まとめ:伝統的参拝順路通りがベターだが、過度に御朱印をもらう順番を気にする必要はない
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■御朱印がもらえる時間
内宮、外宮とも、参拝時間は、下記の通りです。
・1-4月 5:00-18:00
・5-8月 5:00-19:00
・9月 5:00-18:00
・10-12月 5:00~17:00
※12月31日-1月5日は終日参拝が可能
これは他の御朱印を頂ける宮でもこれに準じていると思われます。ただし、これはあくまでも参拝時間であり、御朱印をもらえる時間、というわけではありません。
5:00からというのは神職による朝の支度、清掃などの時間も含まれるわけで、常識的に、8:00-9:00頃から御朱印をもらえ始める時間、と考えるのが良いかと思われます。
午後にしても、やはり通年を通して、15:00-16:00ぐらいまでを目安とし、駆け込みで御朱印をもらうというような事態にならないよう、スケジュールを組みたいものです。
まとめ:伊勢の神宮で御朱印がもらえる時間は9:00-15:00ぐらいと考えるべし
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■伊勢の御朱印帳について
神宮会館で紹介されている代表的なものはこちらから。
また、二見興玉神社や猿田彦神社でも各種授与品(お守/お札等)があり、人気です。猿田彦神社の場合はこちらから。
しかし、絶対にこれらで御朱印をもらわなければならないという決まりはないはずです。ご自身のお持ちの御朱印帳でももちろんかまいません。
その点は過度に気を遣う必要はないのですが、せっかくの伊勢参宮、上記のような授与品が参考になれば。
まとめ:伊勢にも各種授与品はあるが、それを絶対に使わなければならないということではない
ページの先頭へ
■その他の注意事項
・服装、身なりについて
伊勢の神宮は特別な聖域。御朱印をもらうためとはいえ、正装が必要なのかどうか。
御朱印をもらう、というのは、あくまでも参拝の記念であって、本旨は参拝です。
神様に失礼のない格好を心がける、というのは、どの神社でも同じことです。
伊勢の神宮は特別だから正装であるべきだ、という意見はないわけではないですが、主流ではないと思われます。あくまでも神様へのお参りに対して、非礼にならない服装や身なりを心がければ、正装にこだわる必要なないでしょう。
まとめ:正装までの必要はなくても、神様に失礼のない服装や身なりで
・御朱印目当て過ぎて…
例えば、外宮、内宮ともその神域に多数の社があります。それらも伊勢の神宮を構成する重要な社です。
それらは無人であり、御朱印はないですが、御朱印目当て過ぎて、それらの社を素通りするのは失礼に当たります。
もちろん各人のスケジュールの都合など多種多様なので、一概には言えないですが、何も正式な参拝ルートを順守しろ、とまではいわずとも、心がけとして、御朱印目当てすぎない、神々への敬意というのはいつ何時でも忘れてはならぬものだと思います。
まとめ:御朱印目当て過ぎず、神々への敬意を忘れずに、参拝できる社には参拝する
・まっさらな御朱印帳の、第一ページは必ず内宮?
伊勢の神宮御朱印めぐりにおいては、下ろしたての御朱印帳を用意し、都合によって、あるいは伝統的な外宮先祭にならって参拝し、御朱印を頂いたとしても、第一ページは故意に空けておき、第一ページには内宮の御朱印を頂くべき、との意見があります。
全く否定されるべき考えではないと思いますが、そこまで考える必要はないのではないかと思います。
というのも、あくまでも御朱印は参拝の記念であって、そのもらう順番や、御朱印帳に頂いた順番で、その神社の格などが表せるものではありません。
むしろ参拝の記念としては、参拝した順に、御朱印帳にも御朱印を頂く方が、個人的な記録としても便利なような気がします。
内宮は特別な存在であることは間違いないでしょうが、個人的な御朱印帳に頂いた順番にまで気を遣う必要は、そこまではないのではないでしょうか。
まとめ:御朱印帳の第一ページ目に内宮の御朱印である必要は必ずしもない
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