江戸期に讃岐から勧請された、高層ビルと融合する神
[住所]東京都港区虎ノ門1-2-7
[電話]03-3501-9355

金刀比羅宮(ことひらぐう)は、東京都港区虎ノ門にある神社。新・東京五社の一社。

敷地内には、当宮との複合施設として高層オフィスビルの虎ノ門琴平タワーがあり、社務所や神楽殿といった施設と一体化している。

御祭神は讃岐の本宮・金刀比羅宮と同じで、大物主神と崇徳天皇。

万治3年(1660年)、讃岐丸亀藩の藩主京極高和が芝・三田の江戸藩邸に金毘羅大権現を勧請する。延宝7年(1679年)、丸亀藩江戸藩邸の移転とともに現在の虎ノ門に遷座。

江戸市民から崇敬され、その要請に応える形で、毎月10日に限り邸内を開き、参拝を許可した。

当時は「金毘羅大権現」と称していたが、明治2年(1869年)、神仏分離の神祇官の沙汰により事比羅神社に、明治22年(1889年)には現名称に社号を改称した。

平成13年(2001年)11月28日、東京都選定歴史的建造物に選定される。平成16年(2004年)11月30日、虎ノ門琴平タワーが竣工した。

なお、文京区本郷、東京ドームの側には、金刀比羅宮東京分社がある。こちらは別に勧請されたものを、昭和に讃岐高松藩邸社を合祀したもの。

【ご利益】
海上守護、大漁満足、五穀豊穣、殖産興業、招福除災(公式HP
金刀比羅宮(東京都港区) - 江戸期に讃岐から勧請された、高層ビルと融合する神
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