・所在地:新潟県新潟市秋葉区古津、金津および蒲ヶ沢

・時 期:4世紀初
・時 代:古墳時代前期
・形 状:円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
国の史跡に指定されている、弥生時代後期から古墳時代前期にかけての遺跡・古津八幡山遺跡(ふるつはちまんやまいせき)にある円墳。同遺跡は北陸系の高地性環濠集落としては最北端。

本古墳は古墳時代前期(3世紀後半-4世紀初)のもので、直径60メートルの円墳で北側に張り出している。かつて集落があった新津丘陵の尾根の先端に築かれた。

墳頂部分が広く、古墳の南側には周溝が残る。同時期の住居は無く、単独で古墳が存在する。首長の墓と考えられる。新潟県内では最大規模の円墳であり、菖蒲塚古墳よりも大きい。

2015年4月、整備が終了して、古墳墳丘の上まで登ることができるなど、一般公開された。

【関連サイト】
古津八幡山遺跡 - Wikipedia

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