・所在地:京都府城陽市平川

・時 期:5世紀前半
・時 代:古墳時代中期中盤
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
二重の周濠を含めた全長約272メートル、墳丘長約180メートルの大型前方後円墳。墳丘は3段築成。5世紀前半(古墳時代中期中盤)に作られたと考えられており、南山城地域の首長墓と見られている。周辺の久津川丸塚古墳などとともに久津川古墳群を形成する。

1979年(昭和54年)に「久津川車塚・丸塚古墳」として国の史跡に指定された。

長持形石棺や銅鏡7面が出土、いずれも重要文化財の指定を受けており、長持形石棺は京都大学総合博物館で展示され、銅鏡は泉屋博古館蔵。また、別の石棺も出土、レプリカが城陽市歴史民俗資料館で展示されている。

2015年4月、造り出しの中央部分に埋葬施設が確認されたと発表された。

【関連サイト】
久津川車塚古墳 - Wikipedia

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