西浦の田楽(にしうれのでんがく)
種別1:民俗芸能
種別2:田楽
公開日:旧暦1月18日、19日
指定日:1976.05.04(昭和51.05.04)
都道府県:静岡県
所在地:磐田郡水窪町西浦

静岡県磐田郡水窪町西浦の所能山観音堂の旧1月18日、19日の祭りに演じられるもので、「庭定め」「鎮守祭」「御神供ばやし」「天狗、天伯の神迎えの式」などが終了すると、「田楽」と称される地能三十三番、はね能十三番、獅子・しずめが観音堂の庭に設けられた楽堂前で夜を徹して演じられる。

特に地能における「高足」などの田楽芸や、「田打」「種蒔」「よなぞう」などの田遊びなどを多くもっている点、また一曲の後にその曲を復演する“もどき”という演出法を多く演じる点など、芸能史的に重要な価値を有している。

保護団体名:西浦田楽保存会
重要無形民俗文化財「西浦の田楽」 - “もどき”演出法が多く、芸能史的に重要
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