神宮125社、外宮・摂社 序列3位は外宮遷座前から鎮座する土地の神
[住所]三重県伊勢市豊川町
[電話]-
度会国御神社(わたらいくにみじんじゃ)は、三重県伊勢市豊川町にある神社。
伊勢の神宮(伊勢神宮)、神宮125社の一社で、豊受大神宮(外宮)の宮域内にある、外宮の摂社の一社。外宮摂社16社の第3位。伊勢神宮125社めぐりの中で外宮めぐりの一社。
『延喜式神名帳』にある「度会国御神社(伊勢国・度会郡)」に比定される式内社(小社)。
外宮の北御門脇の小道沿いに鎮座する。社殿は神明造の板葺で、玉垣に囲まれている。賽銭箱は置かれていない。当社の更に先には、外宮末社の大津神社が鎮座する。
御祭神は彦國見賀岐建與束命(ひこくにみがきたけよつかのみこと)。鎮座地である度会国の守護神で、代々外宮の祭祀を務めてきた度会氏の始祖、天日別命(あめのひわけのみこと)の子とされる。
天日別命の子孫が大間国生神社(序列2位)に御祭神として祀られ、大間国生神社の御祭神が用いたとされる剣の神霊が草奈伎神社(序列1位)の御祭神となっている。
度会国都御神の社(わたらいのくにつみかみのやしろ)と称していたが、現在は『延喜式神名帳』の記載に従い表記される。
創建は不詳であるが、外宮の鎮座(第21代雄略天皇22年)以前よりあったと考えられている。
磯部の有力者であった度会氏に豊受大御神の祭祀をゆだねた際に、度会氏が祀っていた神々も伊勢神宮の中に組み込まれたものと考えられ、当社もその一つとされる。
創建当初の鎮座地は山田前田村であったとされ、『二宮管社沿革考』は、前野村住民は産土神として当社を奉仕したと記している。
中世には世義寺が境内に建てられたことにより一時祭祀が断絶するが、江戸時代の寛文年中(1661年 - 1672年)に世義寺が移転し、当社の神霊も同地に遷された。
社殿は昭和31年(1956年)12月に建て替えが行われ、昭和55年(1980年)4月10日に大規模な修繕がなされた。社地からは陶器の残欠が見つかっている。見つかった陶器は、ほとんどが須恵器。
6月19日と12月19日の月次祭大御饌・奉幣、10月19日の神嘗祭大御饌・奉幣、11月25日の新嘗祭大御饌・奉幣は当社で祭祀を執行し、歳旦祭(1月1日)、元始祭(1月3日)、建国記念祭(2月11日)、祈年祭(2月19日)、風日祈祭(5月14日・8月4日)、天長祭(12月23日)は外宮五丈殿での遥祀を行う。
同じく外宮の境内や域内にあるものに、先に触れた大津神社以外でも、外宮別宮の多賀宮、土宮、風宮、外宮摂社の度会大国玉比賣神社、山末神社、外宮末社の伊我理神社、井中神社、外宮所管社の御酒殿神、四至神、上御井神社、下御井神社がある。
【ご利益】
地元一帯の守護神
豊受大神宮(外宮)摂社
・序列1位 草奈伎神社 (伊勢市常磐)
・序列2位 大間国生神社 (伊勢市常磐)
・序列3位 度会国御神社 (伊勢市豊川町)
・序列4位 度会大国玉比賣神社 (伊勢市豊川町)
・序列5位 田上大水神社 (伊勢市藤里町)
・序列6位 田上大水御前神社 (伊勢市藤里町)
・序列7位 志等美神社 (伊勢市辻久留)
・序列8位 大河内神社 (伊勢市辻久留)
・序列9位 清野井庭神社 (伊勢市常磐)
・序列10位 高河原神社 (伊勢市宮後)
・序列11位 河原神社 (伊勢市御薗町)
・序列12位 河原淵神社 (伊勢市船江)
・序列13位 山末神社 (伊勢市豊川町)
・序列14位 宇須乃野神社 (伊勢市御薗町)
・序列15位 御食神社 (伊勢市神社港)
・序列16位 小俣神社 (伊勢市小俣町)
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度会国御神社(わたらいくにみじんじゃ)は、三重県伊勢市豊川町にある神社。
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『延喜式神名帳』にある「度会国御神社(伊勢国・度会郡)」に比定される式内社(小社)。
外宮の北御門脇の小道沿いに鎮座する。社殿は神明造の板葺で、玉垣に囲まれている。賽銭箱は置かれていない。当社の更に先には、外宮末社の大津神社が鎮座する。
御祭神は彦國見賀岐建與束命(ひこくにみがきたけよつかのみこと)。鎮座地である度会国の守護神で、代々外宮の祭祀を務めてきた度会氏の始祖、天日別命(あめのひわけのみこと)の子とされる。
天日別命の子孫が大間国生神社(序列2位)に御祭神として祀られ、大間国生神社の御祭神が用いたとされる剣の神霊が草奈伎神社(序列1位)の御祭神となっている。
度会国都御神の社(わたらいのくにつみかみのやしろ)と称していたが、現在は『延喜式神名帳』の記載に従い表記される。
創建は不詳であるが、外宮の鎮座(第21代雄略天皇22年)以前よりあったと考えられている。
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創建当初の鎮座地は山田前田村であったとされ、『二宮管社沿革考』は、前野村住民は産土神として当社を奉仕したと記している。
中世には世義寺が境内に建てられたことにより一時祭祀が断絶するが、江戸時代の寛文年中(1661年 - 1672年)に世義寺が移転し、当社の神霊も同地に遷された。
社殿は昭和31年(1956年)12月に建て替えが行われ、昭和55年(1980年)4月10日に大規模な修繕がなされた。社地からは陶器の残欠が見つかっている。見つかった陶器は、ほとんどが須恵器。
6月19日と12月19日の月次祭大御饌・奉幣、10月19日の神嘗祭大御饌・奉幣、11月25日の新嘗祭大御饌・奉幣は当社で祭祀を執行し、歳旦祭(1月1日)、元始祭(1月3日)、建国記念祭(2月11日)、祈年祭(2月19日)、風日祈祭(5月14日・8月4日)、天長祭(12月23日)は外宮五丈殿での遥祀を行う。
同じく外宮の境内や域内にあるものに、先に触れた大津神社以外でも、外宮別宮の多賀宮、土宮、風宮、外宮摂社の度会大国玉比賣神社、山末神社、外宮末社の伊我理神社、井中神社、外宮所管社の御酒殿神、四至神、上御井神社、下御井神社がある。
【ご利益】
地元一帯の守護神

豊受大神宮(外宮)摂社
・序列1位 草奈伎神社 (伊勢市常磐)
・序列2位 大間国生神社 (伊勢市常磐)
・序列3位 度会国御神社 (伊勢市豊川町)
・序列4位 度会大国玉比賣神社 (伊勢市豊川町)
・序列5位 田上大水神社 (伊勢市藤里町)
・序列6位 田上大水御前神社 (伊勢市藤里町)
・序列7位 志等美神社 (伊勢市辻久留)
・序列8位 大河内神社 (伊勢市辻久留)
・序列9位 清野井庭神社 (伊勢市常磐)
・序列10位 高河原神社 (伊勢市宮後)
・序列11位 河原神社 (伊勢市御薗町)
・序列12位 河原淵神社 (伊勢市船江)
・序列13位 山末神社 (伊勢市豊川町)
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