神宮125社、内宮・摂社 序列7位「かなもりさん」と親しまれる開拓・川の神
[住所]三重県度会郡玉城町蚊野字里中1807
[電話]-
蚊野神社(かのじんじゃ)は、三重県度会郡玉城町蚊野にある神社。
伊勢の神宮(伊勢神宮)、神宮125社の一社で、皇大神宮(内宮)の摂社の一社。内宮摂社27社の第7位。伊勢神宮125社めぐりの中で外城田めぐりの一社。
『延喜式神名帳』にある「蚊野神社(伊勢国・度会郡)」に比定される式内社(小社)。
内宮の摂社・蚊野御前神社が同座している。造神宮使により造替の行われる六社の一社(他は、朝熊神社、園相神社、鴨神社、田乃家神社、湯田神社)。
「かなもりさん」の名で親しまれる。御神体は鏡。御祭神は大神御蔭川神(おおかみのみかげかわのかみ)。鎮座地の蚊野地区を流れる外城田川の支流の川の神で、地域の開拓神。
御祭神が同じものに、内宮の摂社である御船神社がある。
『神名帳考証』は御祭神を瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)とし、神名を「川に臨んで罪を祓い清浄に至るのは天照大神の御霊」と解釈している。
社殿は古代、正殿が長さ10尺(約3.03メートル)×広さ9尺(約2.73メートル)×高さ5尺(約1.52メートル)、御床が長さ4.5尺(約1.36メートル)×広さ2.5尺(約0.758メートル)×高さ1尺(約0.303メートル)と規定され、瑞垣・御門・玉垣を備えていた。
『太神宮式』によれば、第21代雄略天皇が定めた神社とされる。
中世に入ると造替は不安定となり、鎌倉時代の文永3年(1267年)12月30日の造替では御前社・御門・瑞垣・鳥居は造進されなかった。
南北朝時代の暦応3年(1340年)12月8日に加賀国の役夫工米をもって造替を命じたという記録を最後に明確な造替記録は途絶えてしまう。
江戸時代前期の寛文3年(1663年)9月7日、大宮司・河邊精長の尽力により、現社地に再興される。再興前の現地調査では柱の穴や朽ちた柱が確認され、旧社地と断定された。
社殿は大正5年(1916年)10月に建て替えが行われた。
祈年祭・月次祭(6月と12月)・神嘗祭・新嘗祭と臨時祭の折には神職が社前にて祭祀を行い、歳旦祭・元始祭・建国記念祭・天長祭・風日祈祭(5月と8月)は内宮の五丈殿で遥祀を行う。
付近を熊野西国街道が通っており、松並木にその名残が認められる。またこの付近には19基のぼうず山古墳群をはじめとして多くの古墳が発見されている。
【ご利益】
地域の開拓神。治水
皇大神宮(内宮)摂社
・序列1位 朝熊神社 (伊勢市朝熊町)
・序列2位 朝熊御前神社 (伊勢市朝熊町)
・序列3位 園相神社 (伊勢市津村町)
・序列4位 鴨神社 (度会郡玉城町)
・序列5位 田乃家神社 (度会郡玉城町)
・序列6位 田乃家御前神社 (度会郡玉城町)
・序列7位 蚊野神社 (度会郡玉城町)
・序列8位 蚊野御前神社 (度会郡玉城町)
・序列9位 湯田神社 (伊勢市小俣町)
・序列10位 大土御祖神社 (伊勢市楠部町)
・序列11位 国津御祖神社 (伊勢市楠部町)
・序列12位 朽羅神社 (度会郡玉城町)
・序列13位 宇治山田神社 (伊勢市中村町)
・序列14位 津長神社 (伊勢市宇治)
・序列15位 堅田神社 (伊勢市二見町)
・序列16位 大水神社 (伊勢市宇治)
・序列17位 江神社 (伊勢市二見町)
・序列18位 神前神社 (伊勢市二見町)
・序列19位 粟皇子神社 (伊勢市二見町)
・序列20位 川原神社 (伊勢市佐八町)
・序列21位 久具都比賣神社 (度会郡度会町)
・序列22位 奈良波良神社 (度会郡玉城町)
・序列23位 棒原神社 (度会郡玉城町)
・序列24位 御船神社 (多気郡多気町)
・序列25位 坂手国生神社 (度会郡玉城町)
・序列26位 狭田国生神社 (度会郡玉城町)
・序列27位 多岐原神社 (度会郡大紀町)
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伊勢の神宮(伊勢神宮)、神宮125社の一社で、皇大神宮(内宮)の摂社の一社。内宮摂社27社の第7位。伊勢神宮125社めぐりの中で外城田めぐりの一社。
『延喜式神名帳』にある「蚊野神社(伊勢国・度会郡)」に比定される式内社(小社)。
内宮の摂社・蚊野御前神社が同座している。造神宮使により造替の行われる六社の一社(他は、朝熊神社、園相神社、鴨神社、田乃家神社、湯田神社)。
「かなもりさん」の名で親しまれる。御神体は鏡。御祭神は大神御蔭川神(おおかみのみかげかわのかみ)。鎮座地の蚊野地区を流れる外城田川の支流の川の神で、地域の開拓神。
御祭神が同じものに、内宮の摂社である御船神社がある。
『神名帳考証』は御祭神を瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)とし、神名を「川に臨んで罪を祓い清浄に至るのは天照大神の御霊」と解釈している。
社殿は古代、正殿が長さ10尺(約3.03メートル)×広さ9尺(約2.73メートル)×高さ5尺(約1.52メートル)、御床が長さ4.5尺(約1.36メートル)×広さ2.5尺(約0.758メートル)×高さ1尺(約0.303メートル)と規定され、瑞垣・御門・玉垣を備えていた。
『太神宮式』によれば、第21代雄略天皇が定めた神社とされる。
中世に入ると造替は不安定となり、鎌倉時代の文永3年(1267年)12月30日の造替では御前社・御門・瑞垣・鳥居は造進されなかった。
南北朝時代の暦応3年(1340年)12月8日に加賀国の役夫工米をもって造替を命じたという記録を最後に明確な造替記録は途絶えてしまう。
江戸時代前期の寛文3年(1663年)9月7日、大宮司・河邊精長の尽力により、現社地に再興される。再興前の現地調査では柱の穴や朽ちた柱が確認され、旧社地と断定された。
社殿は大正5年(1916年)10月に建て替えが行われた。
祈年祭・月次祭(6月と12月)・神嘗祭・新嘗祭と臨時祭の折には神職が社前にて祭祀を行い、歳旦祭・元始祭・建国記念祭・天長祭・風日祈祭(5月と8月)は内宮の五丈殿で遥祀を行う。
付近を熊野西国街道が通っており、松並木にその名残が認められる。またこの付近には19基のぼうず山古墳群をはじめとして多くの古墳が発見されている。
【ご利益】
地域の開拓神。治水

皇大神宮(内宮)摂社
・序列1位 朝熊神社 (伊勢市朝熊町)
・序列2位 朝熊御前神社 (伊勢市朝熊町)
・序列3位 園相神社 (伊勢市津村町)
・序列4位 鴨神社 (度会郡玉城町)
・序列5位 田乃家神社 (度会郡玉城町)
・序列6位 田乃家御前神社 (度会郡玉城町)
・序列7位 蚊野神社 (度会郡玉城町)
・序列8位 蚊野御前神社 (度会郡玉城町)
・序列9位 湯田神社 (伊勢市小俣町)
・序列10位 大土御祖神社 (伊勢市楠部町)
・序列11位 国津御祖神社 (伊勢市楠部町)
・序列12位 朽羅神社 (度会郡玉城町)
・序列13位 宇治山田神社 (伊勢市中村町)
・序列14位 津長神社 (伊勢市宇治)
・序列15位 堅田神社 (伊勢市二見町)
・序列16位 大水神社 (伊勢市宇治)
・序列17位 江神社 (伊勢市二見町)
・序列18位 神前神社 (伊勢市二見町)
・序列19位 粟皇子神社 (伊勢市二見町)
・序列20位 川原神社 (伊勢市佐八町)
・序列21位 久具都比賣神社 (度会郡度会町)
・序列22位 奈良波良神社 (度会郡玉城町)
・序列23位 棒原神社 (度会郡玉城町)
・序列24位 御船神社 (多気郡多気町)
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