神宮125社、内宮・摂社 序列4位の神社は農業神 造神宮使造替の一社
[住所]三重県度会郡玉城町山神字岡谷1398
[電話]-
鴨神社(かもじんじゃ)は、三重県度会郡玉城町にある神社。参宮線の田丸駅の南西約5キロ、伊勢自動車道を越える。御朱印はない。
伊勢の神宮(伊勢神宮)、神宮125社の一社で、皇大神宮(内宮)の摂社の一社。内宮摂社27社の第4位。伊勢神宮125社めぐりの中で外城田めぐりの一社。
『延喜式神名帳』にある「鴨神社(伊勢国・度会郡)」に比定される式内社(小社)。御祭神は石己呂和居命(いしころわけのみこと)、御前神(みまえのかみ)。
両神とも大水上命(おおみなかみのみこと)の子で、農耕灌漑の神。大水上命の御魂とされる御裳乃須蘇比売命は、内宮末社の那自賣神社で祀られている。
石己呂和居命は、当社から2.5キロほど離れた地に鎮座し、名前も似ており、関連性がある鴨下神社にも祀られている。
もとは一柱ずつ社殿が設けられていたが、江戸時代に河邊精長(大中臣精長)が当社を再興した際に社殿を一つにして以降、社殿が一つになった。
『延暦儀式帳』によれば、第11代垂仁天皇の皇女・倭姫命の時代に創建された。古書では「鴨社」または「鴨神社」と表記されている。
朝熊神社、園相神社、田乃家神社、蚊野神社、湯田神社とともに、造神宮使により造替の行われる六社の一社である。
暦応3年(1340年)12月8日に但馬国の役夫工米で当社を造り替えるよう命じたことが記されたのを最後に、造り替えの記録は途絶えた。
寛文3年(1663年)9月7日に大宮司・河邊精長(大中臣精長)が山神村字竈谷に再興した。
しかし、御巫清直は『二宮管社沿革考』で、この再興地が不適切であると指摘し、山神村内にある産土神の神社を旧社地に比定した。
御坐清直の比定した地は明治41年(1908年)に合祀されてなくなった八柱神社の跡地で、「モトミヤサン」と呼ばれ多くの遺構が残存する。
河邊精長が再興した地点には、遺構として石垣などが残されている。その後、明治9年(1876年)に移転し、社地が確定した。大正11年(1922年)3月に建て替えが行われた。
旧暦3月16日に「宮田もり神事」という庚申待を行う。巡回祭典の形で祈年祭(2月)、月次祭(6月・12月)、神嘗祭(10月)、新嘗祭(11月)の際は社殿の前で祭祀が行わる。
歳旦祭(1月)、元始祭(1月)、建国記念祭(2月11日)、風日祈祭(5月・8月)、天長祭(12月23日)は皇大神宮五丈殿で遥祀にて催行する。
【ご利益】
農業神であり、農業全般。
皇大神宮(内宮)摂社
・序列1位 朝熊神社 (伊勢市朝熊町)
・序列2位 朝熊御前神社 (伊勢市朝熊町)
・序列3位 園相神社 (伊勢市津村町)
・序列4位 鴨神社 (度会郡玉城町)
・序列5位 田乃家神社 (度会郡玉城町)
・序列6位 田乃家御前神社 (度会郡玉城町)
・序列7位 蚊野神社 (度会郡玉城町)
・序列8位 蚊野御前神社 (度会郡玉城町)
・序列9位 湯田神社 (伊勢市小俣町)
・序列10位 大土御祖神社 (伊勢市楠部町)
・序列11位 国津御祖神社 (伊勢市楠部町)
・序列12位 朽羅神社 (度会郡玉城町)
・序列13位 宇治山田神社 (伊勢市中村町)
・序列14位 津長神社 (伊勢市宇治)
・序列15位 堅田神社 (伊勢市二見町)
・序列16位 大水神社 (伊勢市宇治)
・序列17位 江神社 (伊勢市二見町)
・序列18位 神前神社 (伊勢市二見町)
・序列19位 粟皇子神社 (伊勢市二見町)
・序列20位 川原神社 (伊勢市佐八町)
・序列21位 久具都比賣神社 (度会郡度会町)
・序列22位 奈良波良神社 (度会郡玉城町)
・序列23位 棒原神社 (度会郡玉城町)
・序列24位 御船神社 (多気郡多気町)
・序列25位 坂手国生神社 (度会郡玉城町)
・序列26位 狭田国生神社 (度会郡玉城町)
・序列27位 多岐原神社 (度会郡大紀町)
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伊勢の神宮(伊勢神宮)、神宮125社の一社で、皇大神宮(内宮)の摂社の一社。内宮摂社27社の第4位。伊勢神宮125社めぐりの中で外城田めぐりの一社。
『延喜式神名帳』にある「鴨神社(伊勢国・度会郡)」に比定される式内社(小社)。御祭神は石己呂和居命(いしころわけのみこと)、御前神(みまえのかみ)。
両神とも大水上命(おおみなかみのみこと)の子で、農耕灌漑の神。大水上命の御魂とされる御裳乃須蘇比売命は、内宮末社の那自賣神社で祀られている。
石己呂和居命は、当社から2.5キロほど離れた地に鎮座し、名前も似ており、関連性がある鴨下神社にも祀られている。
もとは一柱ずつ社殿が設けられていたが、江戸時代に河邊精長(大中臣精長)が当社を再興した際に社殿を一つにして以降、社殿が一つになった。
『延暦儀式帳』によれば、第11代垂仁天皇の皇女・倭姫命の時代に創建された。古書では「鴨社」または「鴨神社」と表記されている。
朝熊神社、園相神社、田乃家神社、蚊野神社、湯田神社とともに、造神宮使により造替の行われる六社の一社である。
暦応3年(1340年)12月8日に但馬国の役夫工米で当社を造り替えるよう命じたことが記されたのを最後に、造り替えの記録は途絶えた。
寛文3年(1663年)9月7日に大宮司・河邊精長(大中臣精長)が山神村字竈谷に再興した。
しかし、御巫清直は『二宮管社沿革考』で、この再興地が不適切であると指摘し、山神村内にある産土神の神社を旧社地に比定した。
御坐清直の比定した地は明治41年(1908年)に合祀されてなくなった八柱神社の跡地で、「モトミヤサン」と呼ばれ多くの遺構が残存する。
河邊精長が再興した地点には、遺構として石垣などが残されている。その後、明治9年(1876年)に移転し、社地が確定した。大正11年(1922年)3月に建て替えが行われた。
旧暦3月16日に「宮田もり神事」という庚申待を行う。巡回祭典の形で祈年祭(2月)、月次祭(6月・12月)、神嘗祭(10月)、新嘗祭(11月)の際は社殿の前で祭祀が行わる。
歳旦祭(1月)、元始祭(1月)、建国記念祭(2月11日)、風日祈祭(5月・8月)、天長祭(12月23日)は皇大神宮五丈殿で遥祀にて催行する。
【ご利益】
農業神であり、農業全般。
皇大神宮(内宮)摂社
・序列1位 朝熊神社 (伊勢市朝熊町)
・序列2位 朝熊御前神社 (伊勢市朝熊町)
・序列3位 園相神社 (伊勢市津村町)
・序列4位 鴨神社 (度会郡玉城町)
・序列5位 田乃家神社 (度会郡玉城町)
・序列6位 田乃家御前神社 (度会郡玉城町)
・序列7位 蚊野神社 (度会郡玉城町)
・序列8位 蚊野御前神社 (度会郡玉城町)
・序列9位 湯田神社 (伊勢市小俣町)
・序列10位 大土御祖神社 (伊勢市楠部町)
・序列11位 国津御祖神社 (伊勢市楠部町)
・序列12位 朽羅神社 (度会郡玉城町)
・序列13位 宇治山田神社 (伊勢市中村町)
・序列14位 津長神社 (伊勢市宇治)
・序列15位 堅田神社 (伊勢市二見町)
・序列16位 大水神社 (伊勢市宇治)
・序列17位 江神社 (伊勢市二見町)
・序列18位 神前神社 (伊勢市二見町)
・序列19位 粟皇子神社 (伊勢市二見町)
・序列20位 川原神社 (伊勢市佐八町)
・序列21位 久具都比賣神社 (度会郡度会町)
・序列22位 奈良波良神社 (度会郡玉城町)
・序列23位 棒原神社 (度会郡玉城町)
・序列24位 御船神社 (多気郡多気町)
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・序列27位 多岐原神社 (度会郡大紀町)
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