・所在地:奈良県桜井市茅原617
・時 期:4世紀末
・時 代:古墳時代中期前半
・形 状:帆立貝形古墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡
【概要】
ホケノ山古墳の東南に位置し、後円部の規模に対して著しく小規模な前方部をもつ「帆立貝式古墳」の典型的な事例。国史跡。平成22年度までに4次にわたる発掘調査が実施され、墳丘長約86メートルであること、古墳時代中期初頭(4世紀末頃)の築造であることなどが判明している。
第4次調査では、全国で最古の事例となる盾持人埴輪が出土した。
平成23年度の第5次調査では、くびれ部の周辺や前方部の北東隅付近に調査区を設定。このうち前方部北東隅の調査区では、前方部前面と周濠の外側をつなぐ渡土堤が検出した。
確認された渡土堤は幅・長さともに約7メートル、盛土によって構築されており、両側には葺石が施されていた。渡土堤は、古墳の外側と墳丘をつなぐ通路としての役割を持つとされる。
また本古墳のように斜面地に立地する古墳では、渡土堤で周濠を仕切ることにより、周濠の水位を調節していたと考えられている。同様の渡土堤は、箸墓古墳や渋谷向山古墳など、本古墳の周辺に立地する大型古墳でも確認されている。
【関連サイト】
・発掘調査報告(250回~256回) - 桜井市
【関連記事】
・国内最古の「盾持ち人埴輪」が出土した茅原大墓古墳の報告書 限定200部を発売へ - 奈良県・桜井市
・時 期:4世紀末
・時 代:古墳時代中期前半
・形 状:帆立貝形古墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡
【概要】
ホケノ山古墳の東南に位置し、後円部の規模に対して著しく小規模な前方部をもつ「帆立貝式古墳」の典型的な事例。国史跡。平成22年度までに4次にわたる発掘調査が実施され、墳丘長約86メートルであること、古墳時代中期初頭(4世紀末頃)の築造であることなどが判明している。
第4次調査では、全国で最古の事例となる盾持人埴輪が出土した。
平成23年度の第5次調査では、くびれ部の周辺や前方部の北東隅付近に調査区を設定。このうち前方部北東隅の調査区では、前方部前面と周濠の外側をつなぐ渡土堤が検出した。
確認された渡土堤は幅・長さともに約7メートル、盛土によって構築されており、両側には葺石が施されていた。渡土堤は、古墳の外側と墳丘をつなぐ通路としての役割を持つとされる。
また本古墳のように斜面地に立地する古墳では、渡土堤で周濠を仕切ることにより、周濠の水位を調節していたと考えられている。同様の渡土堤は、箸墓古墳や渋谷向山古墳など、本古墳の周辺に立地する大型古墳でも確認されている。
【関連サイト】
・発掘調査報告(250回~256回) - 桜井市
【関連記事】
・国内最古の「盾持ち人埴輪」が出土した茅原大墓古墳の報告書 限定200部を発売へ - 奈良県・桜井市
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