宇佐神宮より早い創祀の古式の八幡か? 国府祭の相模五社の1社
[住所]神奈川県平塚市浅間町1-6
[電話]0463-23-3315
平塚八幡宮(ひらつかはちまんぐう)は、神奈川県平塚市浅間町にある神社。近代社格では県社、現在は神社本庁の別表神社。古くは鶴峯山八幡宮(つるみねさんはちまんぐう)とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。
式内社ではなく、正式には何宮ともつかないが、時に相模国五宮とも言われ、一国一社の八幡宮(国府八幡宮)、鎮地大神と称えられる。
毎年5月5日に開かれる相模国一宮から五宮、そして総社が参加する国府祭(こうのまち)に参加する相模五社の一社。
御祭神は応神天皇(第15代天皇)、神功皇后(第15代天皇の母)、建内宿禰武内宿禰命(第15代天皇含め歴代の天皇に仕えた重臣)の3柱。
社伝によると、第16代仁徳天皇68年、この地方を襲った大地震に際し、仁徳天皇の勅願により父にあたる応神天皇を祭神として創建された。
古記には、第23代顕宗天皇が膳部料を献じ、第24代仁賢天皇が四千余町の神領を寄進したとしている。
この社伝通りであれば、八幡の本宮である大分県宇佐市の宇佐神宮よりも古く、そこからの勧請ではない、八幡ということになる。
父の前天皇を祀るというのはありえる話で、八幡信仰が普及する以前の、古式にのっとった八幡ということができるかもしれない。
第33代推古天皇の御世にも大地震があり、推古天皇は「鎮地大神」の親筆を捧げて国家安穏を祈願すると共に社殿を造営。
さらに第40代天武天皇がこの地の税の3分の2を寄進、第42代文武天皇が宝剣「天晴彦(あめのはるひこ)」を奉納したと言う。
相模国の国府あるいは国分寺の守護神である国府八幡宮の役割を担った。
先の5月の国府祭のほか、毎年8月15日が例大祭、その前後、14日には宵宮祭が行われ、15日には浜降祭・神幸祭、16日には歩射神事が斎行される。また9月中旬にはぼんぼり祭が行われる。
いちょう、くすのき、スダジイなどが市の保全樹木に指定されている。湘南ひらつか七福神の一つ、平塚弁財天社がある。
【ご利益】
安産祈願、交通安全、厄除祈願、算賀など(公式HP)

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・神社の創建年代 - 神代から、神武・神功・継体、そして昭和期まで、主な神社を順に並べた
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[電話]0463-23-3315
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毎年5月5日に開かれる相模国一宮から五宮、そして総社が参加する国府祭(こうのまち)に参加する相模五社の一社。
御祭神は応神天皇(第15代天皇)、神功皇后(第15代天皇の母)、建内宿禰武内宿禰命(第15代天皇含め歴代の天皇に仕えた重臣)の3柱。
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古記には、第23代顕宗天皇が膳部料を献じ、第24代仁賢天皇が四千余町の神領を寄進したとしている。
この社伝通りであれば、八幡の本宮である大分県宇佐市の宇佐神宮よりも古く、そこからの勧請ではない、八幡ということになる。
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第33代推古天皇の御世にも大地震があり、推古天皇は「鎮地大神」の親筆を捧げて国家安穏を祈願すると共に社殿を造営。
さらに第40代天武天皇がこの地の税の3分の2を寄進、第42代文武天皇が宝剣「天晴彦(あめのはるひこ)」を奉納したと言う。
相模国の国府あるいは国分寺の守護神である国府八幡宮の役割を担った。
先の5月の国府祭のほか、毎年8月15日が例大祭、その前後、14日には宵宮祭が行われ、15日には浜降祭・神幸祭、16日には歩射神事が斎行される。また9月中旬にはぼんぼり祭が行われる。
いちょう、くすのき、スダジイなどが市の保全樹木に指定されている。湘南ひらつか七福神の一つ、平塚弁財天社がある。
【ご利益】
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