天津司舞(てんずしまい)
種別1:民俗芸能
種別2:渡来芸・舞台芸
公開日:4月10日に近い日曜日
指定日:1976.05.04(昭和51.05.04)
都道府県:山梨県
所在地:甲府市小瀬町

山梨県甲府市小瀬町の天津司神社で九体の人形を本殿から降し、一人一体ずつを奉じて諏訪神社に道楽を奏しながら練行する。およそ450年前から伝承されているとされている。

やがて人形は同社境内の御船と呼ぶ四方形の竹囲い(幕をめぐらす)の中で舞わされる。九体の人形は、ささら(2)、太鼓(2)、鼓、笛、鹿島、姫、鬼で、いずれも胴串に頭、手をつけ、それに田楽衣裳などをかけた等身大のものである。

操法は、一人が胴串を持ち、介添として二、三人がそれを助けながら舞わし、単純な所作と「狂い」と称する荒々しい所作をくりかえす。4月10日に近い日曜日に演じられる。

保護団体名:天津司舞保存会
重要無形民俗文化財「天津司舞」 - 九体の人形を一人一体ずつ奉じて練行する、山梨
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