古代の日本そして朝鮮文化 忘れえぬ先人をめぐって
・刊行:2015/3/27
・著者:上田正昭
・出版:KADOKAWA/角川学芸出版

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定説を乗り越え、歴史の真実を究めた古代史の泰斗が、刺激に充ちた論争史を振り返り、新たな古代史の論点を提示。古代史研究70年――。優れた先学の知恵に学び、これからの生き方の指針をみいだす。古代史・考古学・民俗学・東アジア史を駆使した、上田古代学の背景を綴る。

目次
古代史をめぐる井上光貞教授との論争(畏敬の論争と英雄時代;国県制論争から ほか)
邪馬台国の内実(井上教授との論争をうけて;国民とクニビト ほか)
六御県の考察(御料地としての意義;いにしえといま ほか)
司馬遼太郎と朝鮮文化(「故郷忘じがたく候」;朝鮮への想いのたけ ほか)
古代史への問い―湯川秀樹教授(出会い;創造性の発現)