太田道灌の江戸築城で創建、家康が江戸の鎮守に据えて発展
[住所]東京都千代田区永田町2-10-5
[電話]03-3581-2471
日枝神社(ひえじんじゃ)は、東京都千代田区永田町にある神社。参拝すれば、「皇城之鎮」と入った御朱印が頂ける。
近代社格では官幣大社、現在は神社本庁の別表神社。東京十社、東京五社、新・東京五社の一社。
御祭神は本社である滋賀県大津市の日吉大社と同様、大山咋神を主祭神とし、相殿に国常立神、伊弉冉神、足仲彦尊を祀る。
文明10年(1478年)、太田道灌が江戸城築城にあたり、川越の無量寿寺(現在の喜多院・中院)の鎮守である川越日枝神社を勧請したのに始まると伝わる。
徳川家康が江戸に移封された時、城内の紅葉山に遷座し、江戸城の鎮守とした。
明治元年(1868年)11月、東京奠都の際に準勅祭社に指定されたが、官国幣社の選定時に漏れ、府社となる。
しかし、「皇城鎮護の神社が府社であっていいはずがない」との理由で、官幣大社を願い出て、一時は却下されるが、大正元年(1912年)認められた。
宝物も多く、多くの収蔵している太刀類が国宝や重要文化財に指定されていることでも知られている。国宝は「太刀 銘則宗」。
男坂の表参道、山王橋の新参道、西参道にそれぞれ大きな山王鳥居がある(神社の鳥居、高さランキング)。また、境内社の稲荷社の千本鳥居も有名。
西暦偶数年の6月中旬、日枝神社大祭、通称・山王祭が行われる。奇数年は神田明神の神田祭で、両社あわせて天下の奇祭と呼ばれる。
またこの二つに富岡八幡宮の深川祭を加え、江戸三大祭という。また、日本三大祭の一つ。
当社は臼田甚五郎監修『日本神社一00選』に「日本神社100選」として掲載されている。
もともと御旅所で、現在は境外摂社となっている日枝神社日本橋摂社がある。
海上自衛隊の護衛艦(退役)「ひえい」の艦内神社に分祀していたという。なお、日本海軍の戦艦「比叡」の艦内神社は日吉大社などを勧請していた。
【ご利益】
厄除け、安産、縁結び、商売繁盛、社運隆昌など(公式HP)
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[電話]03-3581-2471
日枝神社(ひえじんじゃ)は、東京都千代田区永田町にある神社。参拝すれば、「皇城之鎮」と入った御朱印が頂ける。
近代社格では官幣大社、現在は神社本庁の別表神社。東京十社、東京五社、新・東京五社の一社。
御祭神は本社である滋賀県大津市の日吉大社と同様、大山咋神を主祭神とし、相殿に国常立神、伊弉冉神、足仲彦尊を祀る。
文明10年(1478年)、太田道灌が江戸城築城にあたり、川越の無量寿寺(現在の喜多院・中院)の鎮守である川越日枝神社を勧請したのに始まると伝わる。
徳川家康が江戸に移封された時、城内の紅葉山に遷座し、江戸城の鎮守とした。
明治元年(1868年)11月、東京奠都の際に準勅祭社に指定されたが、官国幣社の選定時に漏れ、府社となる。
しかし、「皇城鎮護の神社が府社であっていいはずがない」との理由で、官幣大社を願い出て、一時は却下されるが、大正元年(1912年)認められた。
宝物も多く、多くの収蔵している太刀類が国宝や重要文化財に指定されていることでも知られている。国宝は「太刀 銘則宗」。
男坂の表参道、山王橋の新参道、西参道にそれぞれ大きな山王鳥居がある(神社の鳥居、高さランキング)。また、境内社の稲荷社の千本鳥居も有名。
西暦偶数年の6月中旬、日枝神社大祭、通称・山王祭が行われる。奇数年は神田明神の神田祭で、両社あわせて天下の奇祭と呼ばれる。
またこの二つに富岡八幡宮の深川祭を加え、江戸三大祭という。また、日本三大祭の一つ。
当社は臼田甚五郎監修『日本神社一00選』に「日本神社100選」として掲載されている。
もともと御旅所で、現在は境外摂社となっている日枝神社日本橋摂社がある。
海上自衛隊の護衛艦(退役)「ひえい」の艦内神社に分祀していたという。なお、日本海軍の戦艦「比叡」の艦内神社は日吉大社などを勧請していた。
【ご利益】
厄除け、安産、縁結び、商売繁盛、社運隆昌など(公式HP)
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