・刊行:2013/7/23
・著者:関裕二
・出版:講談社
・『出雲大社の暗号 (講談社+α文庫)
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あの日、出雲で何が起きていたのか! 出雲神の祟りか――誰もが確信をもって恐れるその理由は何か?
「大きな神殿を建てればおとなしくしている。そうしないと暴れるよ」。
神話の中で語られてきた大国主神の言葉は真実だったのか? ここ30年の研究の成果から、弥生時代後期、出雲や山陰地方に無視できぬ勢力が存在したことが明らかになった。
そして、ヤマト建国とともに、出雲が没落したことも。出雲はヤマト、瀬戸内海勢力に嵌められたのか。驚くほどの巨大神殿を建てた理由はその「懺悔」なのか。著者がたどりついた隠された暗号を今、解き明かす!
※本書は2010年10月に小社から刊行された単行本『出雲大社の暗号』を加筆修正の上、文庫化したものです。
【管理人了】
大和、吉備、出雲、尾張への示唆はよいと思う。ヤマトタケルの関わりも勉強にはなった。しかし結局は、藤原不比等悪玉説の展開であり、その懺悔が出雲大社につながった、とする結論はどうなのか。
欠史八代を基本鵜呑みにし、第十代崇神天皇から実質スタートする大和政権、初代神武天皇は第十五代応神天皇と同一人物ととらえる。
しかし、著者の著作はすべて藤原氏と不比等に帰結する、その意味ではどの本も同じ内容。最初の切り口が少し違うだけ、という感じか。
こうまで神話をぐちゃぐちゃにして再構成するよりは、普通に古事記の流れ通りに理解した方が、出雲を大和が恐れ続けた理由が見えてくるような気がするが。
・著者:関裕二
・出版:講談社
・『出雲大社の暗号 (講談社+α文庫)
あの日、出雲で何が起きていたのか! 出雲神の祟りか――誰もが確信をもって恐れるその理由は何か?
「大きな神殿を建てればおとなしくしている。そうしないと暴れるよ」。
神話の中で語られてきた大国主神の言葉は真実だったのか? ここ30年の研究の成果から、弥生時代後期、出雲や山陰地方に無視できぬ勢力が存在したことが明らかになった。
そして、ヤマト建国とともに、出雲が没落したことも。出雲はヤマト、瀬戸内海勢力に嵌められたのか。驚くほどの巨大神殿を建てた理由はその「懺悔」なのか。著者がたどりついた隠された暗号を今、解き明かす!
※本書は2010年10月に小社から刊行された単行本『出雲大社の暗号』を加筆修正の上、文庫化したものです。
【管理人了】
大和、吉備、出雲、尾張への示唆はよいと思う。ヤマトタケルの関わりも勉強にはなった。しかし結局は、藤原不比等悪玉説の展開であり、その懺悔が出雲大社につながった、とする結論はどうなのか。
欠史八代を基本鵜呑みにし、第十代崇神天皇から実質スタートする大和政権、初代神武天皇は第十五代応神天皇と同一人物ととらえる。
しかし、著者の著作はすべて藤原氏と不比等に帰結する、その意味ではどの本も同じ内容。最初の切り口が少し違うだけ、という感じか。
こうまで神話をぐちゃぐちゃにして再構成するよりは、普通に古事記の流れ通りに理解した方が、出雲を大和が恐れ続けた理由が見えてくるような気がするが。
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