伊勢の人から「お相撲さんが伊勢に春を連れてくる」といわれ、伊勢の春の風物詩となっている「神宮奉納大相撲」が2015年3月29日、神宮会館(伊勢市宇治中之切町、TEL 0596-22-0001)内の神宮相撲場で今年も執り行われると言います。主催は伊勢神宮崇敬会。伊勢志摩経済新聞が報じています

古くから日本人のくらしと強く結びつき、神事との関わりも深い相撲は「国技」として尊ばれてきました。

この「国技・大相撲」を、天照大御神(アマテラス)をおまつりする伊勢の神宮(いわゆる伊勢神宮)に奉納する『神宮奉納大相撲』は、伊勢神宮崇敬会が主催し、(公財)日本相撲協会の協賛により、昭和30年の第1回から数えて、今回で60回目となります。

日本相撲協会ではこの『神宮奉納大相撲』を、第1回より協会あげて神宮奉納の恒例行事として、協会巡業部が所管する相撲巡業とは趣旨性格が異なるものと位置付け、崇敬の赤誠こめて取り組んでいると言います。

「お相撲さんが伊勢に春を連れてくる」「春のお伊勢場所がやって来る」と親しまれる恒例行事。機会がれば是非参観したいものです。詳細はこちらから。

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