・所在地:兵庫県加西市玉丘町

・時 期:-
・時 代:古墳時代中期
・形 状:円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
玉丘古墳陪塚第1号墳第2号墳壇塔山古墳愛染古墳などとともに玉丘古墳群(国の史跡)に属する、玉丘古墳の西約170メートルに位置する径約35メートルの古墳時代中期の円墳。

墳丘には、方形の造出し部が付き、墳丘は2段の盛土からなる。墳頂及びテラスには、円筒埴輪等の埴輪が巡り、斜面及び墳丘裾に凝灰岩の石材を用いた葺石が残っている。

墳頂には、割竹形木棺を納めたと考えられる竪穴式石槨が残っているが、同施設の石材が多数抜き去られ大半の副葬品も、その時になくなったものと考えられる。

副葬品には、三角板革綴じ短甲・剣・直刀・鉾等の武具、斧等の農工具がある。造出し部からは、鶏形埴輪等の形象埴輪、土器類の他に杵形・突起付棒形・棒形・円盤形・籠目形等の土製品が出土している。

【関連サイト】
古墳について - 玉丘史跡公園