肥前国一宮、柔道・古賀選手ゆかり、地震を予知した?粥祭でも有名
[住所]佐賀県三養基郡みやき町大字白壁字千栗
[電話]0942-89-5566
千栗八幡宮(ちりくはちまんぐう)は、佐賀県三養基郡みやき町にある神社。歴史的な一宮としての肥前国一宮で、近代社格では国幣小社、現在は神社本庁の別表神社。「全国一の宮会」に加盟している。参拝すれば、御朱印を頂ける。
主祭神は、応神天皇(第15代天皇)、仲哀天皇(第14代天皇)、神功皇后(第14代天皇の皇后、第15代天皇の母)。
『鎮西要略』によれば、神亀元年(724年)、当時の肥前国養父郡司・壬生春成が八幡神の神託を受けて千根(ちこん)の栗が生えている地に社を建てて八幡神を祀ったとされる。長保元年(999年)、八幡大菩薩千栗宮から油が湧出し、朝廷に献上されたという。
承平年間(931年-938年)に宇佐八幡宮(宇佐神宮)の別宮になり、以来、九州五所別宮(宇佐八幡宮五所別、石清水五所別宮、八幡五所別宮などとも)の一社となり、朝廷からも厚く崇敬を受ける。慶長14年(1609年)には後陽成天皇より「肥前国総廟一宮鎮守千栗八幡大菩薩」の勅頼を賜る。
平安時代後期より肥前国一宮を称してきたが、近世になって、式内社「河上神社」に比定される與止日女神社(佐賀市)も後陽成天皇から勅頼を賜ったことで、與止日女神社との間で60年にも及ぶ一宮の称の争いが行われた。
毎年3月15日の粥祭は「おかゆさん」ともいい、粥を使ってその年の豊作・凶作を占う粥占が行われる。
2月16日、社前の祓川の水で粥をたき、筑前・筑後・肥前・肥後四か国を表す4つの鉢に分けて神殿に納める。3月15日に取り出し、黴の出方を見る。五色の黴の生えた方角がその年豊作になる地方であるとする。
平成17年(2005年)の「おかゆさん」では珍しく「地震に注意」との結果が出た。その5日後に福岡県西方沖地震が発生し話題を集めた。
1992年のバルセロナオリンピック金メダリストである柔道の古賀稔彦選手は、当社にある146段の石段を足腰の強化のために上り下りしていたこともあり、現在、スポーツの鍛錬として石段を使ってのトレーニングに励む人も少なくない。
【ご利益】
厄祓い、諸産業の発展、五穀豊穣、厄災除け、スポーツ運やその勝運など
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[電話]0942-89-5566
千栗八幡宮(ちりくはちまんぐう)は、佐賀県三養基郡みやき町にある神社。歴史的な一宮としての肥前国一宮で、近代社格では国幣小社、現在は神社本庁の別表神社。「全国一の宮会」に加盟している。参拝すれば、御朱印を頂ける。
主祭神は、応神天皇(第15代天皇)、仲哀天皇(第14代天皇)、神功皇后(第14代天皇の皇后、第15代天皇の母)。
『鎮西要略』によれば、神亀元年(724年)、当時の肥前国養父郡司・壬生春成が八幡神の神託を受けて千根(ちこん)の栗が生えている地に社を建てて八幡神を祀ったとされる。長保元年(999年)、八幡大菩薩千栗宮から油が湧出し、朝廷に献上されたという。
承平年間(931年-938年)に宇佐八幡宮(宇佐神宮)の別宮になり、以来、九州五所別宮(宇佐八幡宮五所別、石清水五所別宮、八幡五所別宮などとも)の一社となり、朝廷からも厚く崇敬を受ける。慶長14年(1609年)には後陽成天皇より「肥前国総廟一宮鎮守千栗八幡大菩薩」の勅頼を賜る。
平安時代後期より肥前国一宮を称してきたが、近世になって、式内社「河上神社」に比定される與止日女神社(佐賀市)も後陽成天皇から勅頼を賜ったことで、與止日女神社との間で60年にも及ぶ一宮の称の争いが行われた。
毎年3月15日の粥祭は「おかゆさん」ともいい、粥を使ってその年の豊作・凶作を占う粥占が行われる。
2月16日、社前の祓川の水で粥をたき、筑前・筑後・肥前・肥後四か国を表す4つの鉢に分けて神殿に納める。3月15日に取り出し、黴の出方を見る。五色の黴の生えた方角がその年豊作になる地方であるとする。
平成17年(2005年)の「おかゆさん」では珍しく「地震に注意」との結果が出た。その5日後に福岡県西方沖地震が発生し話題を集めた。
1992年のバルセロナオリンピック金メダリストである柔道の古賀稔彦選手は、当社にある146段の石段を足腰の強化のために上り下りしていたこともあり、現在、スポーツの鍛錬として石段を使ってのトレーニングに励む人も少なくない。
【ご利益】
厄祓い、諸産業の発展、五穀豊穣、厄災除け、スポーツ運やその勝運など
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