板橋の田遊び(いたばしのたあそび)
種別1:民俗芸能
種別2:田楽
公開日:北野神社では2月11日、諏訪神社では2月13日
指定日:1976.05.04(昭和51.05.04)
都道府県:東京都
所在地:板橋区の徳丸北野神社、赤塚諏訪神社

東京都板橋区の徳丸北野神社の祭(2月11日)、赤塚諏訪神社の祭(2月13日)に演じられる。

社殿前庭に設けられたモガリに太鼓を据えて田に見立て、大稲本、小稲本と氏子達とが唱え言を掛け合わせながら、苗代作りから収穫に至るまでの一年の農耕作業を模す。

棒の先に丸餅をつけた鍬で田を打ったり、面をつけた牛役が這いまわって代掻き(しろかき)をしたりする。

途中、翁面の太郎次と女面のやすめとが出てきて抱きあったりしてその年の豊作を予祝する。また、獅子、駒などもつく。田遊びの一典型を示す民俗芸能である。

保護団体名:板橋の田遊び保存連合会、徳丸の田遊び保存会、下赤塚の田遊び保存会
重要無形民俗文化財「板橋の田遊び」 - 東京に残る、田遊びの一典型を示す民俗芸能
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