上一宮大粟神社から分祀した、オオゲツヒメ祀る阿波国一宮
一宮神社(徳島市) - Wikipedia
[住所]徳島県徳島市一宮町西丁237
[電話]088-644-0540

一宮神社(いちのみやじんじゃ)は、徳島県徳島市一宮町にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

延喜式』巻9・10神名帳 南海道神 阿波国 名方郡「天石門別八倉比売神社」に比定される式内社(名神大社・月次新嘗)の論社。歴史的な一宮としての阿波国一宮。近代社格は県社

大宜都比売命・天石門別八倉比売命を御祭神とする。いわゆるオオゲツヒメ。後述のように、上一宮大粟神社(名西郡神山町)と同一。

鎮座地は徳島市の西部で、周辺は「一宮町」という地名になっており、東方にある山の頂上にはかつて小笠原氏の「一宮城」という城があった。

神社の前には四国八十八箇所十三番札所の大日寺があり、神仏習合の時代には一体化していた。

元々は上一宮大粟神社が阿波国一宮であったが、参拝に不便であるため平安時代後期に国府の近くに分祠が作られ、こちらが一宮となったと伝えられる。現在では「全国一の宮会」に加盟していない。

式内社「天石門別八倉比売神社」の論社は他に、上一宮大粟神社と、市内の八倉比売神社がある。

また、阿波一宮は、当社を含む式内社「天石門別八倉比売神社」の論社三社のほか、鳴門市の大麻比古神社も主張している。

【ご利益】
衣食農業開運 縁結び 安産の守護神(玄松子の記憶
一宮神社(徳島市) - 上一宮大粟神社から分祀した、オオゲツヒメ祀る阿波国一宮
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一宮神社(徳島市)の御朱印