初代神武天皇が東遷前に宮を営んだ地、神武天皇をお祀りする古社
[住所]宮崎県宮崎市神宮2-4-1
[電話]0985-27-4004
宮崎神宮(みやざきじんぐう)は、宮崎県宮崎市にある神社。近代社格では官幣大社、現在は神社本庁の別表神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
主祭神は神日本磐余彦尊で、父の神鸕鷀草葺不合尊と母の神玉依姫命の2柱を配祀する。地元では「神武さま」と呼ばれ親しまれている。
歴史は古く、「神武天皇宮(社)」「神武天皇御廟」などと称されたが、明治6年(1873年)に宮崎神社に改称、明治11年(1878年)に宮崎宮と改称、大正2年(1913年)に神宮号が許可されて現社名となった。
社伝によれば、鎮座地は神武天皇が東遷以前に宮を営んだ地で、後に九州に下向してきた皇孫の建磐龍命(阿蘇神社の御祭神)がその縁に因んで創祀したという。
なお、元宮として皇宮神社がある。また、神武天皇が東遷の船出となった地には立磐神社がある。
第10代崇神天皇の御世に初めて社殿が創建され、第12代景行天皇の熊襲征討に際して重ねて造営がなされ、さらに第15代応神天皇の時代からは日向国造の祖、老男命(おいおのみこと)が祀るようになったという。
当社は、臼田甚五郎監修『日本神社一00選』に「日本神社100選」として掲載されている。
日本海軍の戦艦「日向」の艦内神社に分祀。艦艇を擬人化したキャラクタである艦娘(かんむす)を強化・育成、正体不明の敵艦を撃破していくゲーム・アニメ『艦これ』ゆかり。
なお、戦艦「日向」の艦内神社の合祀もとには都農神社とする説もある。また、当社は小戸神社とともに軽巡洋艦「大淀」の艦内神社の勧請元との指摘もある。
神武天皇崩御の日とされる4月3日には神武天皇祭が執り行われ、昭和15年(1940年)の紀元2600年奉祝行事の一環として古儀に則り復興され神事流鏑馬が行われる。
例祭は神武天皇が東遷に出発したとされる10月27日の前日である10月26日。
その直後の土日には宮崎神宮大祭(御神幸祭、神武さま)が行われ、当宮から瀬頭と大淀の御旅所(隔年で交替)まで、神輿を中心にシャンシャン馬や稚児行列が練り歩く。
「宮崎神社のオオシラフジ」として、国の天然記念物に指定されている。プロ野球の巨人軍、読売ジャイアンツが毎年春季キャンプの際、必勝祈願する神社としても知られている。
隣接して宮崎県護国神社がある。なお、皇統に連なる、神宮号の神社の系譜として、当社主祭神からの続柄で見て、下記のような神社が存在する。
・伊勢の神宮の内宮(五世前の皇祖天照大神。三重県伊勢市)
・英彦山神宮(高祖父天之忍穂耳命。福岡県添田町)
・霧島神宮(曾祖父瓊瓊杵尊。鹿児島県霧島市)
・鹿児島神宮(祖父山幸彦。鹿児島県霧島市)
・鵜戸神宮(父鵜鷀草葺不合尊。宮崎県日南市)
・当宮(本人)
【ご利益】
安産祈願、厄祓、長寿、交通安全、家内安全、病気平癒、必勝祈願など(公式HP)

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[電話]0985-27-4004
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主祭神は神日本磐余彦尊で、父の神鸕鷀草葺不合尊と母の神玉依姫命の2柱を配祀する。地元では「神武さま」と呼ばれ親しまれている。
歴史は古く、「神武天皇宮(社)」「神武天皇御廟」などと称されたが、明治6年(1873年)に宮崎神社に改称、明治11年(1878年)に宮崎宮と改称、大正2年(1913年)に神宮号が許可されて現社名となった。
社伝によれば、鎮座地は神武天皇が東遷以前に宮を営んだ地で、後に九州に下向してきた皇孫の建磐龍命(阿蘇神社の御祭神)がその縁に因んで創祀したという。
なお、元宮として皇宮神社がある。また、神武天皇が東遷の船出となった地には立磐神社がある。
第10代崇神天皇の御世に初めて社殿が創建され、第12代景行天皇の熊襲征討に際して重ねて造営がなされ、さらに第15代応神天皇の時代からは日向国造の祖、老男命(おいおのみこと)が祀るようになったという。
当社は、臼田甚五郎監修『日本神社一00選』に「日本神社100選」として掲載されている。
日本海軍の戦艦「日向」の艦内神社に分祀。艦艇を擬人化したキャラクタである艦娘(かんむす)を強化・育成、正体不明の敵艦を撃破していくゲーム・アニメ『艦これ』ゆかり。
なお、戦艦「日向」の艦内神社の合祀もとには都農神社とする説もある。また、当社は小戸神社とともに軽巡洋艦「大淀」の艦内神社の勧請元との指摘もある。
神武天皇崩御の日とされる4月3日には神武天皇祭が執り行われ、昭和15年(1940年)の紀元2600年奉祝行事の一環として古儀に則り復興され神事流鏑馬が行われる。
例祭は神武天皇が東遷に出発したとされる10月27日の前日である10月26日。
その直後の土日には宮崎神宮大祭(御神幸祭、神武さま)が行われ、当宮から瀬頭と大淀の御旅所(隔年で交替)まで、神輿を中心にシャンシャン馬や稚児行列が練り歩く。
「宮崎神社のオオシラフジ」として、国の天然記念物に指定されている。プロ野球の巨人軍、読売ジャイアンツが毎年春季キャンプの際、必勝祈願する神社としても知られている。
隣接して宮崎県護国神社がある。なお、皇統に連なる、神宮号の神社の系譜として、当社主祭神からの続柄で見て、下記のような神社が存在する。
・伊勢の神宮の内宮(五世前の皇祖天照大神。三重県伊勢市)
・英彦山神宮(高祖父天之忍穂耳命。福岡県添田町)
・霧島神宮(曾祖父瓊瓊杵尊。鹿児島県霧島市)
・鹿児島神宮(祖父山幸彦。鹿児島県霧島市)
・鵜戸神宮(父鵜鷀草葺不合尊。宮崎県日南市)
・当宮(本人)
【ご利益】
安産祈願、厄祓、長寿、交通安全、家内安全、病気平癒、必勝祈願など(公式HP)

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