京都を拠点に、日本の神話の世界を描いた「古事記」をモチーフにした現代劇に挑み続ける劇団「ニットキャップシアター」が、新作「カムサリ」を2015年4月9-12日、座・高円寺1(東京都・高円寺)で上演します。「『古事記』の持つ死生観を感じられる作品にしたい」と、作・演出のごまのはえさんは話していると言います。産経新聞が報じています

古事記を題材とした現代劇「古事記 × 団地劇」としては、ニットキャップシアターでは第一弾「ピラカタ・ノート」、第二弾「少年王マヨワ」を講演、今回の「カムサリ」が第三弾となると言います。

カムサリは古事記に出てくる「神が去る」こと、つまりその死を意味します。イザナミが神去って、イザナギが追いかける黄泉の国の話。黄泉平坂(よもつひらさか)の説話を下敷きにしていると言います。

団地に風の音が響く。8階建て。階ごとに6部屋。合計48部屋。中央に階段。右端にエレベーターがあります。これは団地を舞台にしたお話です。風がまた強くなった。もうすぐ台風が、この団地にもやってきます。

すでに行われている伊丹公演に続き、東京公演は、

会場
座・高円寺1  春の劇場01 日本劇作家協会プログラム
〒166-0002 東京都杉並区高円寺北2-1-2 TEL:03-3223-7500

日時
2015年 4月 9日[木]~ 12日[日]
4/09[木]19:00★
4/10[金]19:00★
4/11[土]14:00★◎
4/12[日]14:00
※受付開始は開演の60分前。開場は開演の20分前。
★ 終演後、シアタートークを予定。(トークゲスト情報準備中)
◎ 託児サービスあり。(劇場までお問い合わせください。)

とのこと。こちらで予約ができるほか、詳細な情報はこちらから。

下記の動画は第一弾「ピラカタ・ノート」のPVですが、「古事記 × 団地劇」の雰囲気をつかめれば。