“京春日”の別称がある春日大社からの勧請の二十二社の一社
[住所]京都府京都市西京区大原野南春日町1152
[電話]075-331-0014
大原野神社(おおはらのじんじゃ)は、京都府京都市西京区にある神社。京春日(きょうかすが)の別称がある。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』に記載のない式外社だが、四時祭に「上大原野神四座祭」とあり、国史見在社。二十二社の一社(中七社)。近代社格では官幣中社、現在は神社本庁の別表神社。
延暦3年(784年)に桓武天皇が長岡京へ遷都した際、第50代桓武天皇の后の藤原乙牟漏が藤原氏の氏神である奈良春日大社の分霊を勧請して、しばしば鷹狩を行っていた大原野に祀ったのに始まる。
そのため、御祭神は春日大社と同じだが、表記が違う。武御賀豆智命(武甕槌命)、伊波比主命(経津主命)、天之子八根命(天児屋根命)、比咩大神(比売神)。
春日大社では、比売神が第三位、天児屋根命が第四位になっている点も違いがある。
第56代清和天皇の皇后藤原高子が、まだ皇太子の御息所であった時、当社に参詣し、供奉の在原業平が、下記の和歌を詠じて奉っている。
現在では春は桜、秋は紅葉の名所として名高く、特に秋は広大な境内に桜やモミジの赤が映えることで知られる。
【ご利益】
交通・旅行安全、病気平癒、家内安全、合格・必勝など(公式HP)

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・近代社格の官幣中社とは? - 官幣大社、国幣大社に次ぐ第三の位置か、国幣大社と同格か
・二十二社とは? - 上七社、中七社、下八社ごとに、それぞれの神社の詳細と動画、そのご利益
・国史見在社 - 『延喜式』に先行する六国史に記載のある神社で、式外社を指すことが多い
・神社の創建年代 - 神代から、神武・神功・継体、そして昭和期まで、主な神社を順に並べた
・『日本の神社全国版(84) 2015年 9/22 号 [雑誌]』 - 京の春日神、吉田神社・大原野神社
・京都府の別表神社 | 別表神社とは? - 神社本庁に属する神社の現代版官国幣社
・京都府の神社 - 本サイトに掲載されている神社で、京都府に鎮座している神社の一覧
[電話]075-331-0014
大原野神社(おおはらのじんじゃ)は、京都府京都市西京区にある神社。京春日(きょうかすが)の別称がある。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式神名帳』に記載のない式外社だが、四時祭に「上大原野神四座祭」とあり、国史見在社。二十二社の一社(中七社)。近代社格では官幣中社、現在は神社本庁の別表神社。
延暦3年(784年)に桓武天皇が長岡京へ遷都した際、第50代桓武天皇の后の藤原乙牟漏が藤原氏の氏神である奈良春日大社の分霊を勧請して、しばしば鷹狩を行っていた大原野に祀ったのに始まる。
そのため、御祭神は春日大社と同じだが、表記が違う。武御賀豆智命(武甕槌命)、伊波比主命(経津主命)、天之子八根命(天児屋根命)、比咩大神(比売神)。
春日大社では、比売神が第三位、天児屋根命が第四位になっている点も違いがある。
第56代清和天皇の皇后藤原高子が、まだ皇太子の御息所であった時、当社に参詣し、供奉の在原業平が、下記の和歌を詠じて奉っている。
大原や 小塩の山も けふこそは 神代のことも 思い出づらめ藤原高子と在原業平の危険な恋の舞台でもあった。
現在では春は桜、秋は紅葉の名所として名高く、特に秋は広大な境内に桜やモミジの赤が映えることで知られる。
【ご利益】
交通・旅行安全、病気平癒、家内安全、合格・必勝など(公式HP)

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