東洋地理学史研究―日本篇
・刊行:2005/7/20
・著者:海野一隆
・出版:清文堂出版

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「文化は孤ならず」の日本地理学史研究。

・「粟散辺土」と「大日本国」
・司馬江漢『地球全図略説』の諸版本
・『拾芥抄』古写本における地
・祈願・まじないに使われた日本図
・いわゆる「慶長日本総図」の源流
・中井家旧蔵の『日本国中図』
・江戸時代刊行のアジア諸域地図江戸時代地球儀の系統分類
ほか

海野一隆(うんの かずたか、1921年 - 2006年5月4日)は、日本の地理学者、大阪大学名誉教授。専門は東洋地理学史。室賀信夫などに師事。

海野は「漢民族の日本国土観」(1983年)などを含め、邪馬台国畿内説を説いている。この論文では、師の室賀信夫の論を批判した弘中芳男に対する批判という形で立論している。

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