翼を大きく広げた鳥形埴輪や、人の顔が前後にある「両面人物埴輪」など、全国初のユニークな発見が相次いだ和歌山県和歌山市岩橋の前方後円墳・大日山35号墳(6世紀前半)で、市民らが6年がかりで復元した手作り埴輪が2015年3月7日、墳丘に並べられます。
現場では専門業者が製作した人物や馬、家などの埴輪の設置作業が急ピッチで進められ、1500年前の壮大な古墳の姿がよみがえります。翌8日にはオープニングセレモニーが開かれると言います。産経新聞が報じています。画像は古墳の様子(出典:特別史跡 岩橋千塚古墳群)。
会場は国の特別史跡である岩橋千塚古墳群の大日山35号墳の東造出し。第1日目の7日(土)は埴輪設置式で、13:30~15:30までの間、埴輪製作者による円筒埴輪の設置が行われます。
2日目の8日(日)が埴輪設置オープニングセレモニーで、11:00からオープン式典、学芸員による現地解説があり、13:15からは資料館研修室で学芸員講座「大日山35号墳東造出の埴輪の復元と設置」(講座には入館料190円及び資料代100円が必要)が開かれます。
日本で唯一の出土例である「翼を広げた鳥形埴輪」「両面人物埴輪」「胡籙形埴輪」といった特異な形象埴輪は専門業者が作成したようですが、円筒埴輪70点は市民による手作り。古墳の保存・発展に市民が関わり、全国に向けて情報を発信していくという方面でも、今回の取り組みは注目されます。
【関連サイト】
・特別史跡 岩橋千塚古墳群 - 現場となる大日山35号墳の東造出しMAPも
【関連記事】
・岩橋千塚古墳群「大日山35号墳」に市民手作りの埴輪を設置、ガイドツアーも - 和歌山
現場では専門業者が製作した人物や馬、家などの埴輪の設置作業が急ピッチで進められ、1500年前の壮大な古墳の姿がよみがえります。翌8日にはオープニングセレモニーが開かれると言います。産経新聞が報じています。画像は古墳の様子(出典:特別史跡 岩橋千塚古墳群)。
会場は国の特別史跡である岩橋千塚古墳群の大日山35号墳の東造出し。第1日目の7日(土)は埴輪設置式で、13:30~15:30までの間、埴輪製作者による円筒埴輪の設置が行われます。
2日目の8日(日)が埴輪設置オープニングセレモニーで、11:00からオープン式典、学芸員による現地解説があり、13:15からは資料館研修室で学芸員講座「大日山35号墳東造出の埴輪の復元と設置」(講座には入館料190円及び資料代100円が必要)が開かれます。
日本で唯一の出土例である「翼を広げた鳥形埴輪」「両面人物埴輪」「胡籙形埴輪」といった特異な形象埴輪は専門業者が作成したようですが、円筒埴輪70点は市民による手作り。古墳の保存・発展に市民が関わり、全国に向けて情報を発信していくという方面でも、今回の取り組みは注目されます。
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・特別史跡 岩橋千塚古墳群 - 現場となる大日山35号墳の東造出しMAPも
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