『播磨国風土記』記載の日本初の日本酒醸造の地「ぬくい川」と霊石
[住所]兵庫県宍粟市一宮町能倉1286
[電話]0790-72-0315
庭田神社(にわたじんじゃ)は、兵庫県宍粟市一宮町能倉にある神社。住所は上野田458とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 宍粟郡「庭田神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
『播磨国風土記』では、この伊和の地で、大国主命と天日槍命との最後の交渉が行われ、その後、庭音の里、つまり当地で酒を醸し、饗宴が行われたとある。
境内後方に「ぬくい川」と呼ばれる霊地があり、清泉が湧き出て、その場所で川に米を付けて発酵させ、酒を醸してという。
このため、当社は日本酒発祥の神社ともされる。もとは庭酒神社とも呼ばれ、庭は宮中の意で、宮中に納める酒を造る社と解されたという。
社伝によれば、第13代成務天皇14年2月11日、神託によって神祠を建て、創建されたという。
後に、神功皇后の時、その霊験を称されて、本殿など社殿が造営されたという。酒・神功皇后とくれば、少彦名命が連想されるが、当社の御祭神は事代主命。
江戸時代前期の寛文11年(1663年)8月、本殿はじめ社殿が修営されたが、幕末の文久3年(1863年)11月に焼失した。
明治4年(1870年)12月、社殿が再建され、明治7年(1874年)2月には村社に列した。
ただし、明治19年(1885年)10月、伊和神社末社となった。明治45年(1912年)3月27日、神饌幣帛料供進社に指定された。
昭和43年(1968年)4月、幣殿が改築され、昭和49年(1974年)10月18日、鎮座1800年祭執行記念事業として、拝殿や末社などが改築された。
例祭は10月18日。1月10日には恵毘須祭があり、5月3日が春祭、神祭。9月1日には油万灯祭がある。
境内社に、水分神・加具土神・大歳神・大山津見神・火魂神を祀る五社五行神、荒神社、八幡社、祇園社、出雲社、稲荷社、皇大神宮の小祠がある。
また、境内には「霊石」と呼ばれる石が祀られ、境内隅には播磨国一宮である伊和神社を遥拝する一宮遥拝所がある。
【ご利益】
酒造、産業振興、事業成功、商売繁盛

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庭田神社(にわたじんじゃ)は、兵庫県宍粟市一宮町能倉にある神社。住所は上野田458とも。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 山陽道神 播磨国 宍粟郡「庭田神社」に比定される式内社(小社)。近代社格では村社。
『播磨国風土記』では、この伊和の地で、大国主命と天日槍命との最後の交渉が行われ、その後、庭音の里、つまり当地で酒を醸し、饗宴が行われたとある。
境内後方に「ぬくい川」と呼ばれる霊地があり、清泉が湧き出て、その場所で川に米を付けて発酵させ、酒を醸してという。
このため、当社は日本酒発祥の神社ともされる。もとは庭酒神社とも呼ばれ、庭は宮中の意で、宮中に納める酒を造る社と解されたという。
社伝によれば、第13代成務天皇14年2月11日、神託によって神祠を建て、創建されたという。
後に、神功皇后の時、その霊験を称されて、本殿など社殿が造営されたという。酒・神功皇后とくれば、少彦名命が連想されるが、当社の御祭神は事代主命。
江戸時代前期の寛文11年(1663年)8月、本殿はじめ社殿が修営されたが、幕末の文久3年(1863年)11月に焼失した。
明治4年(1870年)12月、社殿が再建され、明治7年(1874年)2月には村社に列した。
ただし、明治19年(1885年)10月、伊和神社末社となった。明治45年(1912年)3月27日、神饌幣帛料供進社に指定された。
昭和43年(1968年)4月、幣殿が改築され、昭和49年(1974年)10月18日、鎮座1800年祭執行記念事業として、拝殿や末社などが改築された。
例祭は10月18日。1月10日には恵毘須祭があり、5月3日が春祭、神祭。9月1日には油万灯祭がある。
境内社に、水分神・加具土神・大歳神・大山津見神・火魂神を祀る五社五行神、荒神社、八幡社、祇園社、出雲社、稲荷社、皇大神宮の小祠がある。
また、境内には「霊石」と呼ばれる石が祀られ、境内隅には播磨国一宮である伊和神社を遥拝する一宮遥拝所がある。
【ご利益】
酒造、産業振興、事業成功、商売繁盛

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