・所在地:鹿児島県鹿屋市串良町細山田
・経緯度:北緯31度45分96.86秒 東経130度89分90.64秒

・時 期:紀元前1世紀~1世紀
・時 代:弥生時代中期
・形 状:集落
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
東九州自動車道建設に伴う発掘調査で、弥生時代中期後半頃(約2000年前)の竪穴住居跡23軒、掘立柱建物跡11棟、土坑14基、柱穴列2列、円形・方形周溝8基が発見された。

これらの遺構群の範囲は、約130メートル以上にわたることから、周辺にも集落が広がっていたと想定され、鹿児島県内でこれほど大規模で多様な遺構がみつかった弥生時代の遺跡は今までほとんどなかった。

同時代の集落跡としては、竪穴住居跡27軒などが発見された鹿屋市の王子遺跡に次ぐ規模.

【関連サイト】
発掘調査現地説明会 弥生時代の大集落出現!~田原迫ノ上遺跡(鹿屋市串良町)~
田原迫ノ上遺跡(鹿児島県・鹿屋市)