御祭神はオオクニヌシ正妻スセリとも、イカに縁ある隠岐国一宮
[住所]島根県隠岐郡西ノ島町浦郷922
[電話]08514-6-0675

由良比女神社(ゆらひめじんじゃ)は、島根県隠岐郡、隠岐の島の西ノ島町にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。

延喜式』巻9・10神名帳 山陰道神 隠岐国 知夫郡「由良比女神社」に比定される式内社(名神大社)。歴史的な一宮としての隠岐国一宮「全国一の宮会」に加盟している。

創建は不詳。御祭神は由良比女命(ゆらひめのみこと)。海童神、あるいはスサノヲの娘で、オオクニヌシの正妻であるスセリビメとも言われる。「ちぶり神」とも。

島前の伝承では、その昔、由良比女命が芋桶に乗って海を渡っている時、海に浸した由良比女命の手をイカが引っ張った(噛み付いたとも)お詫びとして毎年社前の浜にイカが押し寄せるようになったと言う。

現在の由良の浜、通称「いか寄せの浜」。

隔年(西暦奇数年)の7月最終の土日に行われる大祭は、隠岐の島に数多くある祭の中でも最大規模のものとされる。

なお、もう一つの隠岐国一宮として、水若酢神社がある。

【ご利益】
食糧、大漁満足・五穀豊穣・商売繁盛、夫婦円満、家内安全
由良比女神社 - 御祭神はオオクニヌシ正妻スセリとも、イカに縁ある隠岐国一宮
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由良比女神社の御朱印