・刊行:1982/12
・著者:佐喜真興英
・出版:新泉社
・『女人政治考・霊の島々―佐喜真興英全集』をアマゾンで購入
初版は大正15年(1926年)6月。古琉球、つまり古代の沖縄で行われていた女人政治についての論考。キコエ大君と呼ばれる女君と、王による二重統治であり、女君が第一次主権者、国王が第二次主権者とする。
この中で、『魏志』倭人伝の記述、特に女王卑弥呼との共通点を指摘している。また、日本の神話がイザナギ・イザナミ、アマテラス・スサノヲという、男女二柱による統治体制が見て取れることについて、女治思想があったことを指摘している。
厳密に言えば、邪馬台国を沖縄に、卑弥呼をその女王に比定しているわけではない。ただし、その類似性を指摘し、分析したことで、現代までいくつかみられる邪馬台国沖縄説の先駆的な役割を担ったものとは言いえる。
・著者:佐喜真興英
・出版:新泉社
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初版は大正15年(1926年)6月。古琉球、つまり古代の沖縄で行われていた女人政治についての論考。キコエ大君と呼ばれる女君と、王による二重統治であり、女君が第一次主権者、国王が第二次主権者とする。
この中で、『魏志』倭人伝の記述、特に女王卑弥呼との共通点を指摘している。また、日本の神話がイザナギ・イザナミ、アマテラス・スサノヲという、男女二柱による統治体制が見て取れることについて、女治思想があったことを指摘している。
厳密に言えば、邪馬台国を沖縄に、卑弥呼をその女王に比定しているわけではない。ただし、その類似性を指摘し、分析したことで、現代までいくつかみられる邪馬台国沖縄説の先駆的な役割を担ったものとは言いえる。
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