新庄まつりの山車行事(しんじょうまつりのやたいぎょうじ)
種別1:風俗慣習
種別2:祭礼(信仰)
公開日:毎年8月24-26日
指定日:2009.03.11(平成21.03.11)
都道府県:山形県
所在地:天満神社(新庄市)

新庄まつりの山車行事は、新庄市内21か町から各1台ずつ山車が出され、天満神社の神輿に供奉して巡行する行事である。

宝暦6年(1756)年に前年の飢饉で疲弊した領民を励まそうとした新庄藩主の命により始まったと伝えられる。

山車は、歌舞伎や物語などに題材をとった作り物で飾られ、各町内の若者達により毎年造り替えられる。

当日は自分の町内を出発した後、天満神社のある最上公園に集合して順に市内を巡行するが、山車につく囃子は周辺部の農村の若者が受け持っている。

当該地域における同種の行事の典型例の一つといえるとともに、我が国の山・鉾・屋台の祭礼の変遷、展開過程を考える上で重要な行事である。

保護団体名:新庄まつり山車行事保存会
重要無形民俗文化財「新庄まつりの山車行事」 - 天満神社の神輿に供奉して巡行、山形
【関連記事】
山形県の重要無形民俗文化財 - 都道府県別に整理