古墳時代前期(4世紀後半)に造られた西垣古墳群(兵庫県豊岡市日高町山本)の発掘調査がこのほど終わり、円山川流域で何らかの生産活動をしていた集団のおさの墓とみられることが判明したといいた。神戸新聞が報じています。
2015年2月15日(日)午後1時半から、同市日高町祢布の但馬国府・国分寺館で一般向けの報告会があると言います。参加無料。お問い合わせは兵庫県まちづくり技術センター、電話:079-437-5561まで。画像は西垣古墳群の発掘調査情報より(出典:兵庫県まちづくり技術センター)。
今回発掘が行われたのは仮称0号墳。30メートルの円墳で、2014年に発掘が行われた1号墳、2号墳よりも大きく、西垣古墳群の中で最大規模の古墳。
埋葬主体部は3か所が見つかったといいます。そのうちの第1主体は箱型石棺で、蓋石は粘土で厳重に封印されており、石棺内には全く土が流れ込んでおらず、保存状態が極めてよかった、とのこと。大変貴重です。石棺内からは長さ40センチの鉄剣1振などが出土したようです。
規模や出土品から、被葬者は何らかの集団のおさ(長)の可能性が高い、とのこと。王墓ではなくても、比較的規模の大きい古墳。どのような人物が葬られたのか、当地の歴史や古墳のあり方などの解明につながる発見かもしれません。
2015年2月15日(日)午後1時半から、同市日高町祢布の但馬国府・国分寺館で一般向けの報告会があると言います。参加無料。お問い合わせは兵庫県まちづくり技術センター、電話:079-437-5561まで。画像は西垣古墳群の発掘調査情報より(出典:兵庫県まちづくり技術センター)。
今回発掘が行われたのは仮称0号墳。30メートルの円墳で、2014年に発掘が行われた1号墳、2号墳よりも大きく、西垣古墳群の中で最大規模の古墳。
埋葬主体部は3か所が見つかったといいます。そのうちの第1主体は箱型石棺で、蓋石は粘土で厳重に封印されており、石棺内には全く土が流れ込んでおらず、保存状態が極めてよかった、とのこと。大変貴重です。石棺内からは長さ40センチの鉄剣1振などが出土したようです。
規模や出土品から、被葬者は何らかの集団のおさ(長)の可能性が高い、とのこと。王墓ではなくても、比較的規模の大きい古墳。どのような人物が葬られたのか、当地の歴史や古墳のあり方などの解明につながる発見かもしれません。
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