邪馬台洞の研究 (講談社文庫)
・刊行:2009/3/13
・著者:田中啓文
・出版:講談社

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女子高生・諸星比夏留は、古武道“独楽”の達人で民俗学研究会所属の大食い少女だが、部活の仲間たちといつも摩訶不思議な事件に巻き込まれる。

学校の裏で邪馬台国を探す表題作をはじめ、子供たちが洞窟の中で消失する「人喰い洞の研究」など、今回もめちゃめちゃ笑えるトンデモ伝奇「私立伝奇学園」シリーズ。

表題では、卑弥呼の財宝、卑弥呼の石像をめぐり、金印を発見! という展開で、最後に落ちが付くものの、邪馬台国はタイ・ミャンマーにあった、卑弥呼はオオキミ、つまり大王のことを言ったものなどの指摘がある。