魏志倭人伝の謎を解く - 三国志から見る邪馬台国 (中公新書)
・刊行:2012/5/24
・著者:渡邉義浩
・出版:中央公論新社

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考古学調査と並び、邪馬台国論争の鍵を握るのが、「魏志倭人伝」(『三国志』東夷伝倭人の条)である。

だが、『三国志』の世界観を理解せずに読み進めても、実像は遠のくばかりだ。なぜ倭人は入れ墨をしているのか、なぜ邪馬台国は中国の東南海上に描かれたのか、畿内と九州どちらにあったのか。

『三国志』研究の第一人者が当時の国際情勢を踏まえて検証し、真の邪馬台国像に迫る。「魏志倭人伝」の全文と詳細な訳注を収録。

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管理人了
三国志からの資料非難は一見に値する。詳しくは上記のリンクから。

論としては、邪馬台国畿内説に傾ている。