邪馬台国の旅―失われた女王の郷を求めて (1976年) (カッパ・ブックス)
・刊行:1976/11
・著者:邦光史郎
・出版:光文社

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邦光 史郎(くにみつ しろう、1922年2月14日 - 1996年8月11日)は、作家。東京生まれ。本名・田中美佐雄。高輪学園卒。京都で五味康祐らと『文学地帯』を創刊。のち放送作家。1962年『社外極秘』で直木賞候補。以後企業小説、推理小説、歴史推理小説、伝記小説などを多岐に亘って多数執筆。

古田武彦『「邪馬台国」はなかった』の5年後の出版で、本書の中で古田の本に言及し、参考にもしている。吉田説を、一般の読者を対象にまじめに取り上げた最初の本、との指摘もある。

邪馬台国の所在地について、筑後高良山(久留米)説を展開、福岡県久留米市に比定している。

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