初代神武天皇の孫とそのファミリーによる構成、当地一大勢力・阿蘇氏
[住所]熊本県阿蘇市一の宮町宮地3083-1
[電話]0967-22-0064
阿蘇神社(あそじんじゃ)は、本宮が熊本県阿蘇市一の宮町宮地にある神社。参拝すれば、御朱印を頂ける。
『延喜式』巻9・10神名帳 西海道神 肥後国 阿蘇郡、一宮が「健磐龍命神社」(名神大社)、二宮が「阿蘇比咩神社」、十一宮が「国造神社」(いずれも小社)に比定される式内社。
歴史的な一宮としての肥後国一宮で、「全国一の宮会」に加盟している。近代社格は官幣大社。現在は神社本庁の別表神社。
第7代孝霊天皇9年6月、健磐龍命の子で、初代阿蘇国造に任じられた速瓶玉命(阿蘇都比古命)が、両親を祀ったのに始まると伝えられる。
阿蘇神社大宮司を世襲し、この地方の一大勢力となっていた阿蘇氏は、速瓶玉命の子孫。
東向きに還御門、楼門、御幸門があり、境内には社殿が3棟ある。「日本三大楼門」に数えられる楼門は、高さが18メートル、神社では珍しい仏閣の様式で建てられた二層楼山門式。
御祭神は一宮が健磐龍命、初代神武天皇の孫にあたる。三宮は國龍神で、第2代綏靖天皇(十二宮の御祭神である金凝神)の兄である日子八井命に相当。
二宮や四宮以降十一宮まで、それらのファミリーで御祭神が構成されている。
四季を通じて収獲祈願から豊作感謝、風害、霜害の防除まで一貫した祭事「阿蘇の農耕祭事」が、当社の北宮とも呼ばれる国造神社とともに国の重要無形民俗文化財に指定されている。
阿蘇山山頂に奥宮である阿蘇山上神社がある。式内社「健磐龍命神社」は同社ではないか、つまり当社の根源は阿蘇山山頂二こそあるのではないかとの説がある。
日本列島を走る中央構造線のライン上に立地するとされる神社の一社である。
当社は臼田甚五郎監修『日本神社一00選』に「日本神社100選」として、また、進藤彦興『詩でたどる日本神社百選』に掲載されている。
平成28年(2016年)4月16日午前1時半ごろに発生した熊本大地震の影響で、楼門と拝殿が全壊した。また、境内に3カ所ある神殿がいずれも損壊状態という。
YouTubeに公式チャンネルを開設しており、その中の動画を1回視聴すると広告収入として0.1円ほどが得られ、その全額を復興資金に充てる方針を発表している。 上益城郡甲佐町の甲佐神社、宇城市の郡浦神社、熊本市東区の健軍神社とともに阿蘇四社と称せられ、高橋稲荷神社・出水神社(熊本市)とともに、熊本県三大神社の一社とされる。
【ご利益】
阿蘇開拓の神としての面影はあまり見られないが、満願成就、縁結び(あそぶらりねっと)
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歴史的な一宮としての肥後国一宮で、「全国一の宮会」に加盟している。近代社格は官幣大社。現在は神社本庁の別表神社。
第7代孝霊天皇9年6月、健磐龍命の子で、初代阿蘇国造に任じられた速瓶玉命(阿蘇都比古命)が、両親を祀ったのに始まると伝えられる。
阿蘇神社大宮司を世襲し、この地方の一大勢力となっていた阿蘇氏は、速瓶玉命の子孫。
東向きに還御門、楼門、御幸門があり、境内には社殿が3棟ある。「日本三大楼門」に数えられる楼門は、高さが18メートル、神社では珍しい仏閣の様式で建てられた二層楼山門式。
御祭神は一宮が健磐龍命、初代神武天皇の孫にあたる。三宮は國龍神で、第2代綏靖天皇(十二宮の御祭神である金凝神)の兄である日子八井命に相当。
二宮や四宮以降十一宮まで、それらのファミリーで御祭神が構成されている。
四季を通じて収獲祈願から豊作感謝、風害、霜害の防除まで一貫した祭事「阿蘇の農耕祭事」が、当社の北宮とも呼ばれる国造神社とともに国の重要無形民俗文化財に指定されている。
阿蘇山山頂に奥宮である阿蘇山上神社がある。式内社「健磐龍命神社」は同社ではないか、つまり当社の根源は阿蘇山山頂二こそあるのではないかとの説がある。
日本列島を走る中央構造線のライン上に立地するとされる神社の一社である。
当社は臼田甚五郎監修『日本神社一00選』に「日本神社100選」として、また、進藤彦興『詩でたどる日本神社百選』に掲載されている。
平成28年(2016年)4月16日午前1時半ごろに発生した熊本大地震の影響で、楼門と拝殿が全壊した。また、境内に3カ所ある神殿がいずれも損壊状態という。
YouTubeに公式チャンネルを開設しており、その中の動画を1回視聴すると広告収入として0.1円ほどが得られ、その全額を復興資金に充てる方針を発表している。 上益城郡甲佐町の甲佐神社、宇城市の郡浦神社、熊本市東区の健軍神社とともに阿蘇四社と称せられ、高橋稲荷神社・出水神社(熊本市)とともに、熊本県三大神社の一社とされる。
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阿蘇開拓の神としての面影はあまり見られないが、満願成就、縁結び(あそぶらりねっと)
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