・所在地:鹿児島県薩摩川内市天辰町字寺前651-2の一部

・時 期:5世紀ごろ
・時 代:古墳時代中期中盤
・形 状:円墳
・特 徴:-
・指 定:県史跡

【概要】
直径27-28メートル、高さ約3メートルの円墳と考えられ、墳丘の中央部には竪穴式石室があった。

石室の内部は良好な状態で残っており、貝製腕輪を装着した人骨片や副葬品の鉄製刀子、銅鏡が出土。

人骨は、20代女性のものと思われ、身長140センチほどと推定される。一帯の支配者かシャーマン的存在の人だったとみられるという。

古墳は2013年4月に県の史跡に、出土品は平成25年度県指定文化財に、それぞれ指定されている。

【関連サイト】
上野原縄文の森 第41回企画展 古墳時代のかごしま データファイル(PDF)

【関連記事】
鹿児島県にもあった古墳時代を大紹介! 上野原縄文の森で企画展~1500年の時を越えて - 霧島市