・所在地:大阪府高槻市安満御所の町公園墓地内
・経緯度:北緯34度86分60.00秒 東経135度63分57.50秒

・時 期:3世紀中頃
・時 代:古墳時代前期
・形 状:方墳
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
あまみややまこふん。古墳時代前期初頭(3世紀中頃?)の築造。三島野古墳群に属し、方墳、特に長方形墳で、全長約20メートル。埋葬部は箱形木棺を盛土で積み上げた構築墓抗。

魏の年号「青龍三年」銘鏡・三角縁神獣鏡を含む青銅鏡5面、ガラス小玉1600個余り、鉄製品(鉄刀・鉄斧)が出土。一括して国の重要文化財に指定されている。

出土品の青龍三年は西暦235年に相当。魏志倭人伝に描かれた邪馬台国の時代に符合し、邪馬台国の女王・卑弥呼が魏から贈られた「銅鏡百枚」の一部とする説もある。

銘文は下記の通り。
「青龍三年顔氏作竟成文章左龍右虎辟不詳朱爵玄武順陰陽八子九孫治中央寿如金石宜侯王」(出典

以上、銘文など含め、大田南5号墳(京都府・京丹後市)出土のものと同一。もう一つ、出土地不明の銅鏡も同一銘文。

【関連サイト】
安満宮山古墳 - Wikipedia