
第四十五代聖武天皇の御宇神亀元年(724年)の創建と言います。源頼朝が東征の後上洛のとき畠山庄次郎重忠に命じ当山を治め神領地として定められました。慶長7年(1602年)常陸の佐竹氏が秋田転封になり、以降佐竹氏累代の尊崇を集めました。
主祭神は神明宮が天照皇大神(あまてらすすめおおかみ=アマテラス)、豊受比売大神(とようけひめのおおかみ=トヨウケビメノカミ)と、伊勢の神宮(内宮と外宮)と同じ。しかし、創始理由から見ると、総社宮の方がより原始の形態を留めているようです。
総社宮の御祭神は大己貴神(おおなむちのかみ=オオクニヌシ)、八重事代主神(やえことしろぬしのかみ=コトシロヌシ)、味鋤高彦根神(あじすきたかひこねのかみ=アヂスキタカヒコネ)。父と二人の息子(異母兄弟)という関係です。
間もなく創祀1300年を迎えるという古社のご神徳にあやかり、ブラウブリッツ秋田のJ2参入に向けた飛躍を祈念しております。
総社神社(秋田県秋田市川尻総社町14−6)
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