徳島ヴォルティス
サッカーJ2の徳島ヴォルティスの選手らが2015年1月21日、鳴門市大麻町板東の大麻比古神社を訪れ、今季の必勝を祈願しました。小林伸二監督と選手全員がサインしたサッカーボールと絵馬を奉納し、選手らはJ1復帰やけがのない一年など今季の決意を新たにしたと言います。毎日新聞が報じています

大麻比古神社(おおあさひこじんじゃ)は、式内社(名神大社)で、阿波国一宮。通称として「大麻さん」とも呼ばれ、阿波国・淡路国両国の総鎮守、現在は徳島県の総鎮守として信仰を集めています。

御祭神は主祭神が大麻比古神。天太玉命(あめのふとだまのみこと=フトダマ)のこととされます。配祀神が古くから大麻山に祀られていた猿田彦大神(サルタヒコ)で、後に合祀されたとのこと。

フトダマは天岩戸隠れや天孫降臨といった日本の神話に登場する神。その子孫が阿波忌部氏であり、初代神武天皇の御世、阿波に渡って、この地を開いたと言います。いわば阿波開拓の神、徳島ヴォルティスもそのご神徳を受けて、J1復帰を目指していただければ。

大麻比古神社(徳島県鳴門市大麻町板東広塚13)