・所在地:京都府京都市西京区大原野上里南ノ町
・経緯度:北緯34度95分04.51秒 東経135度68分10.40秒

・時 期:4世紀~5世紀
・時 代:古墳時代中期
・形 状:方墳
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
2015年1月、四角い方墳部分の一部とともに、円筒埴輪や葺石が据え付けられた状態で出土した古墳。乙訓地域の首長クラスの墳墓とみられる。

道路建設に伴う試掘で埴輪類が見つかり、京都市埋蔵文化財研究所が調査していた。古墳自体はかなり壊れていて埋葬部分は残っていなかったが、墳の北西部分が残存し、墳丘に貼り付けた葺石が確認された。

平たん面では、ほぼ60センチ間隔で据え付けられた12基の円筒埴輪(直径約20センチ、残存高約15センチ)が見つかった。

全体の形状は東西18メートル、南北23メートル以上。古い街道に近く、乙訓地域を一望できる場所で、ほぼ同時期の造営とみられる鏡山古墳がすぐ北側に位置し、周囲には30基ほどの古墳が集中している。命名は現地の小字にちなむ。

下記画像は京都新聞が本古墳を報道したページのキャプチャー。
京都で首長級の古墳を新発見 「堂ノ上古墳」と命名 - 京都新聞
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京都で首長級の古墳を新発見 「堂ノ上古墳」と命名 - 京都新聞