・所在地:福岡県福岡市西区元岡
・経緯度:北緯33度59分16.54秒 東経130度22分10.51秒

・時 期:7世紀中頃
・時 代:古墳時代終末期
・形 状:円墳
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
直径18メートル。一般的な円墳ではなく、多角形の可能性もある。

築造年代は7世紀中頃が推定され、この地域の有力豪族の系譜を引く古墳。

石室は両袖式単室の横穴式石室。玄室は幅1.6-2.1メートル、全長2.0メートル、天井高1.8メートル。羨道は長さ3.0メートル、幅1.3メートル、高さ1.4メートル。

2011年、玄室内から干支「庚寅」(570年)の銘文が入った象嵌大刀が出土し、話題となった。その他、水晶製切子玉、ガラス小玉、土玉、金銅製耳環、金銅製飾り金具破片、須恵器容器類など。

閉塞部上面から青銅製大型鈴1点、墓道床面直上から鉄矛1点が出土している。

【関連サイト】
大発見! 紀年銘入り象嵌大刀出土 日本最大級の銅鈴も - 福岡市教育委員会(PDF)

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