倭国史の展開と東アジア
・刊行:2012/2/23
・著者:鈴木靖民
・出版:岩波書店

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倭国史、すなわち「日本」成立以前の国家形成過程においては、国内支配体制は国際的契機と不可分なかたちで進展していった。

三~七世紀の列島の歴史像を、隣接諸地域との関わりを重視しながら、一国史の枠を超える視点に立って描き出すとともに、首長制社会論に基づく国家形成理論によって日本古代史を捉え直す。

東アジア諸民族の国家形成と倭王権の展開

第1部 倭国の形成―三‐四世紀を中心に
・『魏志』倭人伝にみる倭国・邪馬台国
・倭国と東アジアの祭祀・祭祀空間―三世紀を中心に
ほか

第2部 倭王とその支配構造―五‐六世紀を中心に
・広開土王碑文の「倭」関係記事
・倭の五王の外交と内政―府官制秩序の形成
ほか

第3部 東アジアのなかの倭国―七世紀をめぐって
・東アジアにおける国際変動と国家形成―七世紀の倭国
・七世紀の倭国仏教と百済・中国北朝
ほか

第4部 古代国家形成への道―首長制社会論の視角から
・日本古代史における首長制社会論の試み
・日本古代国家形成史の諸段階
ほか

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魏志倭人伝の一々の考証ではなく、新たな研究動向に触発されて、倭の 社会、支配に関する倭人伝検討のためのいくつかの論点についての視覚を大雑把に述べるもの。