・所在地:奈良県高市郡明日香村川原410
・経緯度:北緯34度47分25.37秒 東経135度80分96.04秒

・時 期:7世紀中頃
・時 代:古墳時代終末期
・形 状:方墳
・特 徴:-
・指 定:-

【概要】
こやまだいせき。

甘橿丘南麓の南へと延びる尾根を削平して、約80メートル四方の平坦面が形成されている飛鳥地域の宅地遺構、遺跡。

現地にはすでに養護学校が建設されている。

「旦波國多貴評草上」と記された木簡が出土している。

また、南の谷では東西道路と交差する南北道路が検出されており、小山田遺跡への進入路と考えられる。

2015年1月、伝承も何もない未知の大規模な遺構が発見され、話題となった。50メートル四方の方墳だと考えられ、第三十四代舒明天皇の初葬の地「滑谷岡(なめはざまのおか)」や、蘇我蝦夷の大規模な墓などの説がある一方、古墳ではない可能性も指摘されている。
小山田遺跡 -  橿原考古学研究所・小山田遺跡第5次・第6次調査 現地説明会資料 (2015年1月19日)
【関連サイト】
明日香村文化財調査研究紀要-創刊号-(平成12年3月)(PDF)

【関連サイト】
8000人が殺到! 舒明天皇の初葬の地「滑谷岡陵」小山田遺跡で現地説明会 - 奈良・明日香
舒明天皇の最初の陵が発見? 一辺50メートル以上の方墳が見つかる - 奈良・明日香