・所在地:宮城県栗原市一迫真坂
・経緯度:北緯38度74分21.95秒 東経140度94分94.97秒

・時 期:紀元前5世紀~1世紀
・時 代:縄文時代晩期~弥生時代中期
・形 状:集落
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
さんのうがこいいせき。旧栗原郡一迫町真坂字山王・道満。縄文時代晩期から弥生時代中期の集落跡。国の史跡。

迫川の支流長崎川北岸の氾濫原で自然堤防上に立地。1962年(昭和37年)に明治大学が、1965年(昭和40年)に一迫町が発掘調査を行った。

上部から弥生時代中期、下部から縄文時代晩期の遺物が多数出土。弥生時代の磨消縄文を持つ土器、石器・合口甕棺(あわせぐちかめかん)などが、縄文時代晩期後半の土器、大洞C2式・大洞A式・大洞A'式の層が検出された。

中でも大洞C2式と大洞A式の層からはクルミ・トチ・クリなどの果皮からなる泥炭層で、漆器や獣骨などが多量に包含されていた。

その他、土器が4000点、石鏃や石斧などの石器が1000点以上、土製耳飾りやペンダントなどが1000点以上、多数の土偶・土板・籃胎漆器・骨角器・編布、木製品などが出土している。

中でも編布は本州初の発見。漆器は籃胎漆器・櫛・腕輪・耳飾り・紐状製品、ヌマガイの貝殻に漆を塗った貝器なども多数。

縄文時代晩期から弥生時代中期にかけて地層からの多種多様な遺物が出土し、当時の生活を知る手がかりとして貴重である。遺跡の一部は史跡公園になっており、復元された竪穴式住居や資料館・山王ろまん館がある。

【関連サイト】
山王囲遺跡 - Wikipedia