・所在地:福岡県糸島市二丈田中
・経緯度:北緯33度53分62.84秒 東経130度16分97.34秒

・時 期:4世紀後半
・時 代:古墳時代中期前半
・形 状:前方後円墳
・特 徴:-
・指 定:国の史跡

【概要】
墳丘長103メートル、糸島地方最大の前方後円墳。4世紀後半に築かれたものと推定され、国の史跡にも指定される。

縦穴式石室からは多くの副葬品が埋葬当時の配列を保ったまま、ほぼ完全な状態で出土。

中でも特に注目を浴びたのは10枚の銅鏡。方画規矩四神鏡と内行花文鏡が1面(中国製)ずつ棺の頭部付近に置かれ、三角縁神獣鏡(日本製)が左右の側縁に各4枚ずつ置かれていた。

現在、出土品の大半は京都大学総合博物館に収められているが、資料の一部が糸島高校附属郷土博物館にも収蔵されている。

邪馬台国の時代(3世紀)、伊都国とされていた地域であり、そのつながりが指摘されている。

【関連サイト】
一貴山銚子塚古墳 - 糸島市観光協会