邪馬台国100問勝負
・刊行:1999/6
・著者:杉並良太郎、歴史文化100問委員会
・出版:出窓社

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邪馬台国は、どこにあったのか? そして、女王卑弥呼の正体とは?

その答は、「魏志倭人伝」、考古学的資料、国内文献の三元連立方程式の解にある。

「倭人は帯方の東南大海の中に在り、山島に依りて国邑を為す。…」で始まる「魏志倭人伝」に記された、わずか一語をめぐって、邪馬台国は日本古代史最大の謎となった。

しかし専門家・アマチュア研究家入り乱れての膨大な論争の果てに得られた定説は、ごくわずかに過ぎない。

堂々巡りの邪馬台国論争の論点を整理し、東アジア全体の視点と記紀神話の再評価を通して、永遠の謎を解明する。

邪馬台国と記紀をリンクさせ、邪馬台国が高天原、卑弥呼がアマテラス、天岩戸隠れは卑弥呼の死を表し、天岩戸から再び現れるのは、卑弥呼の後継者の台与。神武東遷は邪馬台国の九州から大和への移動を示す、というもの。

邪馬台国九州説であり、卑弥呼をアマテラスに比定している。