・刊行:2004/12/16
・著者:小椋一葉
・出版:河出書房新社
・『箸墓の歌』をアマゾンで購入
箸墓古墳(奈良県・桜井市)、この最古の古墳は誰の墓か? 邪馬台国論争に繋がる現在最も注目されるテーマに挑み、2世紀から4世紀の埋もれた日本史にはっきりとした光を当てる、小椋・伝承古代史論の驚くべき到達点。
『消された覇王―伝承が語るスサノオとニギハヤヒ (伝承が語る古代史 1)』『女王アマテラス (伝承が語る古代史)』に続く「邪馬台国と倭国の物語」最終巻。
【関連記事】
・【邪馬台国論争】今までの研究・論争まとめ - 九州説 - 大分県 - 宮崎県
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『古代万華―邪馬台国と倭国の物語・抄』にアウトライン。下記の表記は本サイトによる。
日本神話は西暦120年にスサノヲが生誕して以来の実話とし、310年に第十代崇神天皇が即位するまでの史実として構成した物語。九州に邪馬台国があり、大和に倭があるという並立状態が続く。
邪馬台国は九州にあって、宇佐を拠点に、宮崎に移ったりしながらも、初代国王スサノヲ、二代オオクニヌシに続き、三代アマテラス(=卑弥呼)、四代トヨウケビメノカミ(=台与)となり、トヨウケビメノカミの時代に邪馬台国は阿波に遷都、その後、大和の倭(241年初代神武天皇即位)と統合して、崇神天皇が「大倭国」を標榜する、という流れ。
箸墓古墳はトヨウケビメノカミの墓とする。アマテラス=卑弥呼の墓は、宮崎県西都原。伊勢の神宮は内宮にアマテラス、外宮にトヨウケビメノカミを祀り、つまり邪馬台国の三代目と四代目の女王を祀っている形になっている、という。
トヨウケビメノカミに焦点を当てており、名前そのものの知名度の低さの割に、日本全国にあらゆる形で祀られて、尊崇され続ける理由付けにもなっている。
・著者:小椋一葉
・出版:河出書房新社
・『箸墓の歌』をアマゾンで購入
箸墓古墳(奈良県・桜井市)、この最古の古墳は誰の墓か? 邪馬台国論争に繋がる現在最も注目されるテーマに挑み、2世紀から4世紀の埋もれた日本史にはっきりとした光を当てる、小椋・伝承古代史論の驚くべき到達点。
『消された覇王―伝承が語るスサノオとニギハヤヒ (伝承が語る古代史 1)』『女王アマテラス (伝承が語る古代史)』に続く「邪馬台国と倭国の物語」最終巻。
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『古代万華―邪馬台国と倭国の物語・抄』にアウトライン。下記の表記は本サイトによる。
日本神話は西暦120年にスサノヲが生誕して以来の実話とし、310年に第十代崇神天皇が即位するまでの史実として構成した物語。九州に邪馬台国があり、大和に倭があるという並立状態が続く。
邪馬台国は九州にあって、宇佐を拠点に、宮崎に移ったりしながらも、初代国王スサノヲ、二代オオクニヌシに続き、三代アマテラス(=卑弥呼)、四代トヨウケビメノカミ(=台与)となり、トヨウケビメノカミの時代に邪馬台国は阿波に遷都、その後、大和の倭(241年初代神武天皇即位)と統合して、崇神天皇が「大倭国」を標榜する、という流れ。
箸墓古墳はトヨウケビメノカミの墓とする。アマテラス=卑弥呼の墓は、宮崎県西都原。伊勢の神宮は内宮にアマテラス、外宮にトヨウケビメノカミを祀り、つまり邪馬台国の三代目と四代目の女王を祀っている形になっている、という。
トヨウケビメノカミに焦点を当てており、名前そのものの知名度の低さの割に、日本全国にあらゆる形で祀られて、尊崇され続ける理由付けにもなっている。
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